
感情と身体(続編)
先日、このテーマでセミナーをさせていただきました。
感情を使いすぎて、もはや簡単な思考すら訳がわからなくなってしまっている皆様、こんにちは。
セミナーの内容をざっと言いますと、
感情は心の消耗というより身体の消耗です
ということ、身体の消耗が辛い感情を作り出すということです。
どうしたら感情をコントロールできますか?という質問も多いです。それについて考えてみましょう。
感情といっても、様々なものがあります。
ああ、綺麗な景色だな、気持ちのいい風だなとか。
ああ、こいつムカつくな、イライラするな、とか。
使う感情によって、身体の反応は違います。
人間の心は脳も含めて身体の一部です。
感情を出す時にも身体のシステム(ホルモンや自律神経、神経伝達物質など)を巧みに使い分けていくのです。
そしてネガティブな感情ほど多くのエネルギーを消耗します。なぜなら、脳はそのネガティブな感情を生命の危機として捉えエネルギーを使って
「そんなものに負けるな、元気だせ」
となるのです。
決してネガティブを出すなとは言いません。私もムカつくこともたくさんあるしね。
でも、この“ムカつく持続時間““悩みの持続時間“がポイントになります。
私はムカつく時間を短く、後は問題解決の時間に使うことにしています。だって、感情は嬉しい、楽しい、美味しいに使いたいからね。
どうしたらその思考になれるのか、私はずっと考えてきましたが、やはり
物事の仕組みを理解して、問題を整理する
に尽きます。学ぶことが自分を助けます。
苦しい人はネガティブを抑え込むより、興味があることを勉強してみましょう。物事には様々な“仕組み“が存在しているはず。その仕組みを理解していくと、処理の方法も上手になりますよ。
また情報の処理が苦手な人は目の前の情報に翻弄されることが多いのですが、まず全体を把握して仕組みを理解すると情報の処理は倍の速さになります。早い処理ができる人は焦りません。
焦るという感情を使わなければ、疲労も少し減ります。
あとは、楽しく食べて遊んで、仕事して、また食べて遊ぶだけ。ふふふ。