【今ここにいる。】高城れに10年目のソロツアーファイナルに立ち会う
高城れにさんがももクロメンバーの中でいち早くソロコンサートを開催したのは2015年3月9日。
名古屋のCLUB QUATTRO(300キャパの、ほんとにふつうのライブハウス)で4回まわしという当時にしても挑戦的なイベントから始まったれにちゃんのソロコンは、敢えてキャパを拡大せず観客との近さを最優先して続けられたためチケットが全く取れず、個人的に初めて行けたのは5回目の2019年、初の東北開催となった福島県いわき市でのソロコンでした。
翌2020年はすんなり当選したもののコロナにより延期を重ね、やっと開催された1年後にキャリーオーバー。
というような紆余曲折を経て迎えた10年目。記念すべき今年は、原点に帰って小規模ライブハウスツアーを敢行します。
しかしこれがまたもや全く取れず。諸般の事情により地方会場は見送ったため、結局ツアーは全敗のままファイナルを迎えます。
今年はツアーと並行して「高城れにとお邪魔します」と題した全国行脚を月一で行っており、運良く7月の木更津と8月の甲府にお邪魔することができました。
そこでツアーの新曲「ポジティブ・アテンションプリーズ!」が撮可曲だったため、歌詞付き動画に加工しながらしっかり覚えることが出来たのです。
さて、ツアーファイナルは平日ながら2公演、昼公演は仕事の都合がつかず第2部の1本勝負となったのですが、チケットはFC先行で最速確保。
会場のKT Zepp Yokohamaは比較的間口が広く奥行きが狭い構造なので、整番が厳しくても何とかなるのではと腹を括ります。
結局、取得した整番は600番台。なんとも微妙。
今回は昼夜で全く違うコンセプトを打ち出し、昼の部は「いない。」夜の部は「今ここにいる。」というタイトルとビジュアルが公開されました。
昼夜ニコイチで完成されるのは重々承知ですが、こればかりはどうしようもない。
SNSに流れてくる「いない。」の感想が絶賛ばかりなので期待値をどんどん上げながら横浜へ向かいます。
昼の部に入った知り合いの皆さんにフロアの構成や攻略法を聞いて、エントランスのお花に一切見向きもせず下手からフロアへ。
下手2/3ぐらいが女性エリアと聞いていたのでそこの後ろあたりをターゲットに入ったところ、攻略法を伝授してくれた知り合い様のすぐ横がぽっかり空いており、運よく連番になりました。
ステージに向かってやや下手寄り、目の前は女性エリアのため視界は良好。知り合い様には本当に感謝します。
ライブレポートがレーベル公式と各メディアに掲載されてますので詳細はそちらを。
セトリはこちら
M-1. ポジティブ・アテンションプリーズ!
M-2. SKY HIGH
M-3. まるごとれにちゃん
M-4. じれったいな
M-5. Dancing れにちゃん
M-6. Go! Go! Heaven(SPEED)
M-7. レディ・メイ(ももいろクローバーZ)
M-8. words of the mind -brand new journey-(ももいろクローバーZ)
M-9. ミライボウル(ももいろクローバーZ)
M-10. 沼れ!マイラバー(いぎなり東北産)
M-11. 最上級にかわいいの!(超ときめき♡宣伝部)
M-12. だって れにちゃんなんだもーん☆
M-13. spart!
M-14. Tail wind
M-15. everyday れにちゃん
【アンコール】SE:れにture
UN-1. レニー来航!!
UN-2. レナセールセレナーデ(ももいろクローバーZ)
UN-3. 一緒に
Zepp Yokohamaの間口広めなステージの横一杯に設置されたビジョンを効果的に使っていたのが印象的でした。
CAに扮したれにちゃんが空港を闊歩する映像からスタート。れにちゃんが軽快に転がすスーツケースが日テレポシュレコラボのACE製キャスターバッグで「おおっ、れにちゃんとお揃い!」と歓喜したのは自分だけ?
お邪魔しますで何度も聴いて、自分の撮可映像でも見まくってきたポジティブ・アテンションプリーズ!がいきなり1曲目でテンションMAXです。
SKY HIGH、まるごとれにちゃん、じれったいな、Dancingれにちゃんと盛り上げ系ソロ曲を惜しげもなく投入してきて、本編にかける意気込みを感じます。
と、ここで耳馴染みの薄いイントロ。えっと、どちらさまでしたっけ・・と思った矢先、はっ、これはSPEEDトリビュートのGo! Go! Heavenでは!すっかりノーマークだったけど、攻め攻めのお衣装とベストマッチで最高にカッコよかったです。
ここからももクロ曲とカバーのゾーン。レディ・メイをそもそもソロで歌うという発想がなかった。意識的にゴリゴリな強い発声(表現がわからない・・)に振ったのが斬新で大正解でした。
そして最大の衝撃がフロアに走る瞬間がやってきます。
耳タコレベルで聴き馴染んでいて、しかしずっと長いことご無沙汰だったあのイントロが聞こえたのです。まさか、ワーズ!?
words of the mind -brand new journey-はももクロ5人時代のキラーチューン。4人になってからはほとんど演っておらず、もうこのまま触れられないのだろうという扱いになっていました。そんな長い長い沈黙を打ち破ったのがまさかのれにソロ。連番していた知り合い共々、感無量です。
この時点で完全に燃え尽きながら衣装替えインターバル。うって変わって可愛いに全フリしたお衣装に着替えてミライボウルで投げ込みパート。次ぐ2曲もこのお衣装に寄せて、東北産の沼れ!マイラバーととき宣の最上級にかわいいの!をまさかの1人で歌いきってしまいます。とき宣は以前から小泉さん推しを公言していてももいろ歌合戦でもコラボしていましたが、東北産もチェックしていたのですね。それにしても、とき宣は6人、東北産は9人の歌い分けを1人で歌ってしまうれにちゃん、ほんとすごい・・
だてありカバーはツアー中に披露したと聞いていたのでちょこっとだけ期待していましたが、ここで演るとは思っておらず不意を突かれてびっくりでした。
再びソロ曲に戻って早くも終盤。spart!、Tail Wind、everydayれにちゃんと畳みかけて本編を駆け抜けました。
バンド編成はお馴染みの、西村奈央さん率いるれにちゃんバンド。MARICO先生もノースリーブで参加です。ダンサーはAnna先生自らが参加する4人編成でキレッキレに盛り上げていました。
アンコールは可愛いアレンジのれにtureで始まり、ここ横浜でぜっていに欠かせないレニー来航!!をぶちかまします(サ吉さんだけに)。横浜市歌のパートは覚えておくようにとの指示が出ていたそうです(ツアー行ってないから・・・)。次回までに履修してきます。
告知がたくさんあります!と期待値を上げてからのお知らせは、れにちゃん出演のお子さま向けプログラムが始まるとの予告。ぐーちょきぱーてぃーの後空いてしまっていたカテゴリーをちゃんとケアしていくのは、チビノフ育成の観点からも有難いです。
そしてさらに大きなお知らせで、来年ソロアルバム第二弾の発売が決定!!
おおおおおめでとうございます!!!!
えっちょっと待って1枚目のアルバム出てからもうそんなに時間経つんだっけ?と思ったら、1枚目の「れにちゃんWORLD」は2021/8/18リリースでした。
アルバム後の曲もまあまあ溜まってきてました。
じゃないほう
レニー来航!
3月9日
M&S〜ママパパへ〜
ポジティブ・アテンションプリーズ!
君色のひかり
それと昼の部だけ披露した新曲message。
フルアルバムにはあと4-5曲ぐらい新曲が入るとすると、もう普通のソロアーティスト並みのボリュームですね。
前回はコロナ真っ最中だったのでリリイベ的なことが全くできなかったので、今回は期待してます。詩織ちゃんもリアルなリリイベやってましたので。
そしてそして、このアルバム発売に合わせて来秋Zeppツアーをやりますとのこと!!それってアルバムツアー?ますますソロアーティストさんじゃないすか。
ツアーファイナルはここ横浜。昨年から3年連続ともなると、もはやホームと言ってもいいかもしれない。れにちゃんと一心同体の横浜の地にホームと言えるハコがあるのは何よりすてきなことです。
ということでいよいよ終わりが近づいて、ももクロ曲から最後のサプライズはレナセールセレナーデ。4人で歌ってもめちゃくちゃ難しいでお馴染みこの曲をこれまた1人で歌い切ってしまうのは一体どういうことなのか。
まるごとれにちゃんのお約束ごととしてオーラスは一緒に、と定着しているので、イントロが流れると淋しい気持ちとともに、この曲を聴いたいろんなシチュエーションが蘇ってきて胸が熱くなります。
どうしようもなくボロボロに泣き崩れて歌えないぐらいだったこともあったけど、今日は本当に晴れ晴れした満面の笑みで歌っているれにちゃんが頼もしく、誇らしくもありました。
ソロコンを同じ曲で締めるのは、あーりんのだてあり、夏菜子ちゃんの渚のラララでもお馴染みです。示し合わせたわけではないと思いますが、この曲が終わったらソロの世界は一旦おしまい、という潔さを感じさせて個人的にはとても良い構成だと思っています。
2時間のフライトはあっという間に終わって現実の世界に無事ランディングします。が、とっておきのお土産、れにちゃんのお見送りは健在でした。なんと今回はハイタッチまで。どうしよう、ハイタッチって直接手が触れてしまうやつ?
もう尋常ではない緊張感です。お見送り会はお邪魔しますを含めて何度か経験してますが、ハイタッチは本当に初めてで、いったいどうすればいいのか。
あれもこれも伝えたいことは山ほどあるけど、一番伝えたかったことをものすごく手短かに(超早口で)伝えたつもりだけど伝わってただろうか。
終わってみれば「今ここにいる。」というタイトルを完璧に目の当たりにする2時間でした。
れにちゃんは今ここにいた。
アイドル大好きで、地元横浜が大好きな、ももクロの高城れにさん。
出来れば昼の部「いない。」で見せてくれたもう片方のれにちゃんも知りたかったけど、それは機会があればそのときに。
1年後のソロ活動の予定がもう告知されるってこと自体がすごいことで、れにちゃんはずっとここにいると宣言してくれたのです。
ありがとう。また会いに行きます。
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