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猫さまの 謎のおできに ヘパソーファー

15年目のベターハーフを撫でていると、首の後ろに何か触れるものがあった。

何じゃこりゃあ?と毛をかきわけて探してみると、まるでにきびのようにぷっくりと膨れ上がったおできのようなものがある。
ググッてみたら脂肪腫らしく、珍しいものではないらしい。放っとけば自然になくなることもあるという。
しかし放置するにはちょっと不安な大きさだし、稀に腫瘍である場合も…、と書いてあったので一応獣医さんで診てもらうことにした。

デキモノを針で刺して中のものを顕微鏡で見る。
細胞が見つからなかったので一応「腫瘍の可能性は(ほぼ)なし」という診断だった。
一応レメディでもケアしておこうと、ヘパソーファーの30Cを500ccの水に溶かしたものを、飲み水にちょっとずつ入れて与えた。
ヘパソーファーをあげはじめて2~3日後のこと。背中を撫でていると何かが指先にあたる。あわてて背中の毛をかきわけると先日と同じデキモノを発見。即獣医さんに電話して夕方の予約をとった。

さて、予約の時間になったから猫を連れて行こう、とキャリーを出し、準備をしようと猫を抱き上げたら何だかさっきと感触が違う。
背中を探るように撫でていくと、朝はあったデキモノがない。
それが年末の話。

結局獣医さんはキャンセルした。
その後首の後ろのデキモノから滲出液がじわじわ染み出すそばからかさぶたになり、今はだいぶ小さくなった。
背中のデキモノはというと、消えてどこかになくなった。


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