自分が住む街で商工会員になり、取材の原点に立ち返る
2025年より、「まちづくり広報の助っ人」活動を本格化させるにあたり、2024年12月の年の瀬、私が住む街の福岡県春日市の「春日市商工会」に入会した。
そこで始めたのは会員事業所めぐり。
地域を知る上で、まずやるべきことは
そう、地元飲食店めぐりだ。
2日連続で「広勝」へ。
ここのちゃんぽんは本場長崎の出前で注文するちゃんぽんそのもの。長崎人が好む鶏だし。
あまりにちゃんぽんの味が懐かしいので、帰り際、店主さんに聞いてみると、「俺も長崎出身よ」。やはりね。この美味さ、すべてがつながった。
12月20日(金)は家のすぐ近くのお店へ。気にはなっていた。福岡県春日市に移り住み、14年10カ月の私。
「ポテト」に初めて入店した。
日替り定食550円をいただいた。手作りのよさが伝わってくる料理の数々。盛り付けもおもしろい。かまぼこ類が添えられていた。
ご夫婦で切り盛りかな。お弁当も人気のようだ。
帰り際、奥様に聞いてみると、「40年前からやっている」とのこと。
すごいな。
街には、すごい人たちが多くいる。
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しかし、令和の世。
既存のメディアは部数減、視聴率低下の業績悪化に伴い、最も大事な取材力を失いつつあり、街の人へのアポなし突撃型取材はあまりしなくなった。確かに成長都市・福岡でも、取材者の高齢化、固定化、身内化が目立つ気がする。
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2店で実食しただけで、いろんなことが分かる。
街で頑張る皆様を自著グルメ豆本で取材して、記事を載せて、後世に伝える。
記録としての価値がある。過去の豆本誌面には閉店した飲食店の最後の賑わいを伝えるものもある。
取材の原点に立ち返ることができた。