ちゃんぽんと移民の気持ち
来年ぐらいに「福岡ちゃんぽん豆本〜長崎市出身者が食べても美味いと感じる編〜」をぜひ誌面化したい。
福岡県に移り住んだ長崎県人のためにも。これまた、〝社会課題解決〟豆本です。
さて、実食リポートを2店。
▪️井手ちゃんぽん 筑紫野店
久しぶりの訪店。
うまかね。
人気の理由がよく分かる。
スープは豚骨のみかな?
餃子も美味い。驚きの美味さ。
追加注文しました。
ネットで見ると、
フランチャイズ店舗なのかな。
▪️長崎亭 那珂川店
美味いね。
ここもさすがに。
名物のラーメンと迷いました。
ちゃんぽん麺が細麺で、
長崎県平戸市の麺(もりとう)によく似てます。
カウンターに陣取る常連さんの食欲はモリモリですね。皆セットメニューをたのむ。素晴らしい。若い。
長崎市ルーツの人々は福岡に移り住んでも、故郷のちゃんぽんを思い出して、福岡のちゃんぽんを食べています。
「似ている」
「少し味が違う」と心で思いながら。
故郷を離れ、どこに住もうが、その味覚は変えられない。
当然、我が子は福岡育ちなので、味覚は異なる。親とは違う。
少し寂しくもある。
戦前戦後の海外移民の一世の気持ちが少しだけ分かる。わざわざ東京の大学に行かせた気持ちが。