110 トークショーのススメ
最近、図書館や書店でのトークショーによく招かれる。若者と一緒に取材する「豆本」を世に知らしめたい私にとって、ありがたい。
トークショーはまちづくりの情報共有を図るために有効な手立てだ。
なぜなら、質疑応答にたっぷりと時間を取れるからだ。
著名人講演会で最後の質疑応答が少ししか設けられていないことがある。よくある。「飛行機の時間が」「船の時間が」との理由付き。
きのう6月26日は山口県周南市のTSUTAYA周南店でパン豆本トークショーを行った。なんと、萩市の名パン屋さん「yuQuri」の中原さんも出張販売をしながら、マイクを握る。
同店自身、初企画。
これはおもしろかった。
私も豆本ネタを聞いてみると、なんと、次のラーメンよりも、うどんの方が引きがいい。
そう、山口県人は大のうどん好き。
しかも、肉うどんね。
ケンミンショー級のまちネタやね。
まちづくりで停滞感を感じる人も多いと思う。「いつものメンバー」「もうマンネリ化」といった声もある。
それでもよいので、トークショーを企画してみて。それぞれの思いを吐露してほしい。リーダーが一方的に話すのではなく。
案外、新たな発見や気づきがきっとある。
地元の人は地元の真の魅力に気づかないものだから。