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スマホで探すより人とのつながりによって名所を知りたがっている

「山口市グルメ豆本」のクラウドファンディングは8月末で目標を達成、成立して着地した。学生13人の寄稿をあらためて読んでみた。

まだ実際にお会いしていない学生もいるが、豆本への思いを読むと、心が熱くなる。

今藤彩佳(鹿児島市出身)
山口市のいいところを「カフェ」という観点から知ってほしい。

岩坪立(長崎市出身)
豆本の制作過程に「自分の能力が貢献できる」という自信があった。

加門あずさ(兵庫県姫路市出身)
山口市をもっと深く知り、街の魅力を探し出す体験や感動を味わいたかった。

王茜(中国蘇州出身)
「山口市にはどんな食べ物や飲み物があるのか知りたい」と思い、豆本制作に参加しました。より多くの人を山口市に招きたい。

別府桜羽子(長崎県佐世保市出身)
「山口には何もない」と周囲の友人たちは半ば諦めのように嘆く。私自身が山口市の魅力を発掘していくとともに、読者の皆様にもその魅力を再確認していただきたい。

褚昳輝(中国山東省出身)
交流の機会やコミュニティーを増やせると思った。異国から来た私なりの視点で、山口市の隠れた魅力を発信したい。

河野そら(広島県三原市出身)
豆本の活動に参加することで、自分の地元の魅力を伝える方法も学ぶことができると考えました。

西村悠(広島県東広島市出身)
ホテルのアルバイト中によく山口市のおススメの場所を聞かれます。「お客様はスマホで探すより人とのつながりによって名所を知りたがっている」ことに気づきました。私たちが実際に行ってまとめた豆本を手にとって宝探しのように山口市を楽しんでくれたら。


若者たちはカフェに集う



髙原和(広島市出身)
山口市に1年間住んでみて、優しい人たち、きれいな自然、そして、美味しいごはんを食べられるカフェ、喫茶をたくさん見つけました。この出逢いを何か形にしたいと思い、豆本づくりに参加しました。

勝部風香(鳥取県伯耆町出身)
地域の人たちとかかわる中で、人々が温かく、伝統をとても大切にされている素敵な場所だと分かりました。いつかは私の第二の故郷だと胸を張って言えるようになるくらい、この地でたくさんの人に出会って思い出を作りたい。

横山響子(鹿児島市出身)
「山口市の魅力を何も知らないまま、卒業したくない」という思いが芽生えました。新たな仲間とも出会え、お互いに学び、高め合うような関係をつくりたい。「大学生ぽい」ことをしたいと飛び込みました。

山城香桜(沖縄県西原町出身)
「この山口市で縁あって出会った友達と何かを作りたい」。出会った友達と、山口市での思い出や記憶をともに形に残すことができたら。

魏笑頴(中国遼寧省出身)
故郷の中国人の皆にも山口市のカフェの美味しさを伝いたいので、豆本の中国語翻訳を担当することにしました。

※順不同、敬称略

皆でワイワイと取材を楽しむ


私の『豆本』はコロナ禍の2020年4月創刊。これまでに6冊を世に出した。

まちづくりに関心のある高校生や大学生が自らの意思で取材記者を務め、豆本やSNSを通じ、地域(ふるさと)の魅力再発見を図る。

次世代人材育成の役割も担う。

発行人 平義彦

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