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自著「グルメ豆本」での気づき〝本文100文字厳守〟

私のグルメ豆本の場合、本の大きさが単行本サイズのA6判なので、長い取材文章だと、そもそも入らない。収容できない。

今伝えたい、おもしろい旬ネタを最優先するのがニュース記事。

「本文は書いて、100文字」

大学生記者や高校生記者には取材前に必ずそう伝えているのだが、取材後、LINE連絡を通じ「何字書けばいいですか?」という人がいる。どう書けばよいか不安なのだろう。

素人さんは「考えがまとまらない」との理由で長く書きたがるが、そこは話を聞いた上で、デスクがバッサリと切ろう。

12月24日書店発売
「山口市カフェ&カレー豆本」より

スマートフォンの動画に慣らされた人々にとって、長い文章は読むのも嫌だし、書くのはさらに苦手のようだ。

本文100文字を守る

とはいえ、若者記者たちは200も300も書いてくるのだが。

取材というのは、10の事柄を聞きだしても、書けるのは2か3程度

駆け出しのころ、そう教えられたが、まさにその通りだと今も思う。

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