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「見出しをつける」という教え
かつての若者誰もが買い求めた「じゃらん」を立ち上げた人と仕事をしたことがある。4年ほど。当時のリクルートでは、伝説の人だったそうだ。百戦錬磨の強者で、雑誌づくりのすべてを知り尽くす人のように感じた。
あの人との意見交換は緊張もしたが、かなり愉しかった。
東京での編集会議の度、雑誌「九州のムラへ行こう」の編集方針について、いくつもの指摘を受けた。心地よいほど。
じゃらおとじゃらこの話も聞いた。
スピリチュアルで有名な山口県田布施町の話を聞いたのも、その方との編集会議だった。
まさか、その10年後に山口県でグルメ豆本を創刊し、田布施町の美味いパン屋さんを誌面で取り上げるなんて、あの当時、読めるわけもなかった。
約15年の新聞記者を辞めて、間もない私が一番新鮮だったことは見出しのつけ方だった。
「100文字から200文字に一つは必ず見出しをつける。文が長くなると、読者は読まない」
雑誌と新聞は違う。
そのことも強く感じた。
新聞の「写真説明」と雑誌の「キャプション」も少し違う。
あの人の教えは自著グルメ豆本でも生かしている。今も思い出す。
元気だろうか。
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今日は2024年7月2日午前7時40分。
雨で大渋滞の西鉄バス車内より。
バスを1本早めたが、何の効果もない。