広報の助っ人の極意(1)情報収集
ーー自らの情報収集能力を高める。
これがなかなか難しい。
その人の適性もある。
では、どうすれば?
私なりのトレーニング方法があります。
新聞記者の場合、事件事故であろうが、選挙違反であろうが、汚職であろうが、役所まわり(県庁、市役所担当の意味)であろうが、必ず複数の取材源を保持し、情報の精度を高める努力をします。
これは情報発信を行う者にとって、真似したいところ。
「ウラとり」という言葉を聞いたことあるかもしれません。新聞社の報道デスクが「ウラはとれてるのか?」と怒鳴ったり…。(今やもう昔の話かもしれませんが)
ウラがとれないと、自分の記事が一面や社会面を飾ることはできません。新聞は紙として残りますから、適当なことは書けません。よい記事を書けなければ、自然の成り行きで出稿部門を外され、他部署(営業部門や整理部)へと異動となります。
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