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『はちみつトマト』
仕事柄、はちみつの活用法を日夜考えています。どうしても、ヨーグルトオンリーの私。あとはパンにつけるぐらいか。
男三兄弟で育った私は〝はちみつ生活〟ではありませんでした。高校の野球部で女子マネージャーさんが、はちみつレモンを作ってくれた記憶はかろうじてあります。
私の衰えつつある〝イージスレーダーシステム〟をフル稼働して、日々、はちみつネタの情報収集に努めています。
その結果、少し前ですが、今の職場で「ウクライナでは紅茶にはちみつを入れて飲む」という話を入手し、早速、自分でもやってみました。
しかし、続報がない。
そんな折、火の国熊本で「本当に?」という特ダネに出合いました。
十年来の知り合いにはちみつの話をたまたま向けたところ、
「我が家ではトマト(ざく切り)にはちみつをかけて冷やして食べます。これが美味しいんです。急ぐときは氷を入れてクラッシュして」
「なんと」。想像つかん。
そのお方にその食べ方のルーツをぜひ探ってほしいと依頼しました。
その晩、早々に回答がありました。
「はちみつトマトは祖父がやってたらしいです。
宮崎、飫肥(おび)出身=日南市=。飫肥は甘口です! 名物の『厚焼き玉子』も『飫肥天』もおそろしく甘いです」
「氷を入れるのは祖父がしてたのか、沖縄で暑いからそうしたのか、記憶にないそうです」
※この方はお父上の仕事で沖縄生活が長かったそうです
私の取材魂が燃えたぎってきました。
わが親類縁者にも似たような話がないかを総力であたったところ、「トマトに砂糖をつけて食べていた」という話を入手。
「なんと、また、信じられない」
しかし、我が家を振り返ると、確かに、イチゴに砂糖や練乳をかけて食べていたし、甘いもの好きの母にいたっては焼いた餅を砂糖醤油につけて食べていました。
そこで、逆に「塩」を考えてみると、
①スイカに塩をかける②レストラン(ファミレス)のごはんに塩をかける③ハンバーグの付け合わせの温野菜に塩をかけるー実は、これ全部、私がやっていました。
この手の「砂糖」「塩」の使い方をまったく知らないという二十代青年にも出会いました。
どうも、ひと昔前のスイカやトマトは今ほど高級でなくて、甘くもないので、味にパンチを出すために、「塩」を振りかけて、甘みを引き出していたのかもしれません。
はちみつトマトもそういったことの延長かもしれません。
引き続き、はちみつの新たな活用法を探し続けます。
◎番宣っぽいですが、最後に、私が愛用するはちみつをご紹介します
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