伝聞ではなく、自らの体験を基に記事を書く
報道人にとって、日々の特落ちもきついが、自分の記事を「読み応えなし」と社内外で評されることがまた辛い。
日本のマスコミのサラリーマン報道人は自分の主張を声高にはしない。
誰かに言わせる手法を好む。
他人様の意見に乗っかる。
アメリカの事例や世界のニュース、識者談話等々。
私もそうでした。
市井の市民が自分の意見や主張を著名記事でどんどん上げると、社会が少しずつ変わる。発信媒体はなんでもよい。SNSでもよいし、自宅プリンターで出す地域便りでもよい。
その際、伝聞はなし。
あくまでも自分が体験したことに基づき、私見を述べる。自分の名で。
「コラム」とはそういうもの。
12月発刊の「山口市グルメ豆本」において、大学生記者による飲食店取材がピークを迎えた。
こう書くというルールはないが、手のひらサイズのA6判なので、本文は100文字程度。
「他人様による伝聞ではなく、料理やスイーツを味わった自分がどう感じたかを、一番のおすすめをそのまま書いてほしい」