55歳の私が若者に何を伝えられるのか(28)「豆本一期生」
山口市で大学生がcafe豆本を作る。
アメリカの有名メディア、ニューヨーク・タイムズが今年1月、「2024年に行くべき52カ所」に山口県山口市を推したのだ。
突如のこと。予期せぬ追い風に、大学生たちが動き出した。
「取材」というコミュニケーションツールを初めて体験している。
若者もいろいろだ。ご先祖様からのDNAを受け継ぎ、積極的に取り組む人もいれば、反応速度が遅い人もいる。
「私はリーダーではありません」
早々に〝洗礼〟を受けた私。
その動きはリーダーなのに…
同い年の息子を持つ私だけに、思いはあるのに効率的に動けない焦りもよく分かる。
一方、同い年の豆本一期生で、高校を出て就職した人はもう立派な社会人だ。
同じ成人。
向こう数年間、親から財政支援を受ける大学生に対して、すでに異動を経験するなど社会人経験を積む高卒者。その違いが何ともおもしろい。
後者の方から私のLINEに返答が入った。
お久しぶりです!
カフェ豆本素敵ですね!
応援メッセージ協力いたします🙌🏻✨
何文字程度でメッセージをお送りしたらよろしいですか?
もう、立派な大人だわ。
今も豆本記者だわ。
成長がうれしい。