グルメ豆本は自分がこの時代を生きた証
私のグルメ豆本は日本の国立国会図書館に納本されている。
もしかすると、100年後の日本人が私のグルメ豆本を見てくれるかもしれない。見てくれる可能性はある。
食文化は時代とともに変遷する。
大学時代にハマった池波正太郎さんは江戸時代の食について書いていて、カツオや鰻についても触れていて、興味深かった。
100年後の日本。
きっと海洋国家ではあるだろうが、庶民が天然物の魚にありつけているのだろうか。
誰も分からない。予測でしかない。
100年後の日本でも、国立国会図書館はあり続けるだろう。
「100年前の日本人はこんなものを食べていたんだ。信じられないね」
100年後の日本で、日本語が使用されているかどうかは分からぬが、私のグルメ豆本を国会図書館や家庭で手にした人々がこんな会話が交わすかもしれない。
グルメ豆本は私がこの時代を生きた証。この国で世界で紙文化が廃れようが、私にとっては、何物にも代え難い宝物なんです。創刊できて、幸せなんです。私の老後の楽しみなんです。
間もなく7冊目が世に出ます。
私の命が終えるまでに、何冊作ることができるか楽しみでならない。
わが子が継ぐのかどうかを含めて。
2024.12.11
まちづくり広報の助っ人出版
代表 平義彦 55歳