いつもと違うこと、考える時間を設けること
いつもと違うことをするのが苦手とされる長男。長男の私。確かに、長男は医師や教師、公務員、銀行、団体職員、士業など堅い仕事が似合う。15年ほど前、雑誌「九州のムラ」のとき、元リクのくらたまなぶさんの著作を同僚から借りて読み、おもしろかった。
初めてプロジェクトのススメが具体的に書いてあった。読みやすい文章だった。少し気難しい同僚もおもしろかったとの読後の感想だった。彼も確か長男だった。
転職や転居はまさに初めてプロジェクトの代表例だろう。
2日前の夕食は家族誰もいないので、外で食べた。福岡でも有名な日田焼きそば「想夫恋」と一口餃子を食べても腹が満たされず、家までの帰る途中、「牧のうどん」に立ち寄った。
入店に迷いながらも、さすがに食べ過ぎとの認識もあり、あの「牧のうどん」で素そば(かけそば)を頼んだ。
360円なり
29歳での佐世保勤務のときから、三川内の「牧の」に通うが、そばをたのむのは二度目かもしれない。はっきりした記憶はない。
ネギを大量投下し、食べてみた。
美味かった。
やわ麺のそばだ。
ネギを追加して、食べた。
ごちそうさまでした。
昨日、外食はしごの話を妻に告げた。
「体調が戻ると、食欲も戻る。塩分に注意が必要と、U先生(主治医)も言ってたね」
病院での主治医との会話は妻の方が詳細に記憶している
争いを好まず、肝心なことを聞かない、重要な局面で決めきれないのもまた長男のさがか。
いやいや、首相や首長、大企業のトップに上り詰める、立派で堅実で抜かりない長男もたくさんいるはずだ。堅い世界こそ、活躍の場だ。
「彦」がつく人はたいがい、長男であることを昨年初めて知った。
手術後、さらに抜けが多くなった私、義彦。
これからの人生、
もう明るい話はない
同じ病室の高齢患者(七十代か)が看護師にそう話していた、あの光景を思い出した。
計150日におよんだ私の入院生活。
4人相部屋はきつかった。
昨年11月の傷病手当がようやく入る。
助かります。
気を引き締めよう。
一日の中で必ず、考える時間を設けよう。