163 豆本コラム
【豆本コラム】未来ある中高生が新たに楽しく活動する町には、その思いを見守る、よか大人たちが必ずいる。昨日初めて開催されたJR古賀駅前の催しを見学して、そう思いました。
空き店舗を活用した地域活性化の取り組みでしたが、駅前地区に日ごろ来ない若者が集い、しゃべり声や笑い声が響き、かなり雰囲気でした。一部大人のハロウィン仮装もよかったです。コンサルチームも下準備に打ち込んでいました。
次代を担う若人も、経験豊富なわれわれ初老世代も、例えもし失敗しても、心身が元気でいるかぎり、まだまだ取り戻すチャンスはいっぱいある。
変なところで正確無比を好み、失敗を恐れる島国根性はなかなか変わらないけれど、若い衆が取り組むことは温かく見守ってあげよう。
一ついえる真実。少子高齢化の日本では、先輩たちが切り拓いた道を継承するだけでは、必ず先細る。というよりも、成り行かない。食文化の嗜好も家族の価値観も都会への憧れもすべて変容した。
確かに、新たなコトに挑むには勇気も熱量も予算もいる。だから、「まずは即やれる人材でやろう」と提案しています。
若者は思いはあるが、具体的にどう動いてよいか分からない。年配者は過去の経験則や人的しがらみにとらわれ続け、新たな一歩を出せないでいる。
でも、二者が手を組めば、やれる。
食べ歩き本「福岡県古賀市グルメ豆本」はそうして生まれました。
いつでもどこでも、豆本のノウハウをお話しします。
デスク平義彦
写真上から
①熱き数学教諭。見事なダンスを披露
②心よか大人チーム。高校生を優しくサポート
③わが自慢の豆本編集部のメンバー