のり弁キャット
のり弁キャットとは、うちの猫のあだ名である。
なんでかって、上が黒で下が白なのでまるでのりをかけたご飯のような模様だから。
まぁいわゆるハチワレ猫なんだけど、うちのはギリギリはちわれていないタイプ。それゆえ、保護主さんから与えられた仮名はハチワレナイだった。ハチワレナイとも、たまに呼んでみる。
これはペットあるあるかもしれないけど、どんどんと変なあだ名が増えていく。増えていくって、私が勝手に呼んでるだけなんだけど。(のり弁キャットは、旦那が付けた)改めて数えてみると、今あるあだ名だけで10個もあった。付けすぎた。
だからもう彼は、本当の名が分からなくなってしまったに違いない。今呼びかけて反応するのは「ちゅ~る」というワードだけだ。もうちゅ~るに改名するか…
人間がどんな変なあだ名をつけようと、本猫は全然困っていない。毎日ちゅ~るさえもらえれば満足、といった態度で今日もこたつでのびのび伸びている。
たまたま変なあだ名をつける飼い主にもらわれてしまったけど、野良猫出身の君が兄弟ともお母さんとも引き離されてしまった寂しさを少しでも和らげられるよう、私は努めるよ。
だから、これからもよろしくね。