どんどん生えてくる白いニョロニョロ
奥のビオトープにいつの間にか白い根のようなものが水底から立ち上がるようになりました。
しかも列をなして...
どんどん増えるし、結構な量なので不思議に思っていました。触った感じは「ふわふわ」でちぎると水に浮きます。「キノコかなんかかなぁ?」なんて印象でした。でも水中に生えるのなんか知らないし、調べてもなにもわからなかったので、Xで尋ねてみました。
結果、「ヒレタゴボウの呼吸根」でした。そう、根っこだったんです。思ってもなかったので驚きました👀 私が知っている呼吸根はマングローブみたいな立派なものだったので、こんなひょろひょろでしかも水中に立ち上がるのがあるっていうのがびっくりでした。浮くので、「浮き根」とも呼ばれるそう。
正体もわかったところで、掘ってみました。
奥の池の中央にある大きな植物がヒレタゴボウでした。秋になり、可愛らしい黄色の花が咲きました。
呼吸根がどんどん増えて池の中いっぱいになってきたので、半分くらい取り除きました。本体は枯れる事なく元気にのびのびとまた根っこを伸ばしてきています。
チョウジタデ(ヒレタゴボウによく似ている)や、ミズキンバイという植物も呼吸根をだすそうで、うちのビオトープにはいないのですが、いつか比べられると面白いなぁなんて思っています。
ヒレタゴボウは10月に入ると赤く紅葉し、これもまた池を美しく彩ってくれました。あまりに呼吸根が増えてくるので「抜こうか?」なんて声もありあましたが、いまではシンボルツリーのような存在感になっています。
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