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2022年映画ランキング



あけましておめでとうございます!
去年、劇場で見た個人的ベスト映画をランキングで紹介したいと思います。



※直接的なネタバレは避けますが、ある程度は書いています。






5 すずめの戸締まり




「君の名は。」「天気の子」と災害をテーマにしてきた中での3作目「すずめの戸締まり」は、今までで一番、現実世界で起きた出来事を直接的に物語に落とし込んでいて、見る人によっては苦痛を伴う感じ方をしてしまうかもしれない危うさは確かにあったが、それでも今この時代にこれを描く意義という新海監督の覚悟が感じられた作品だったと思う。
この映画は人々を前に進ませる勇気を与えるのではなく、どんな他者でもない、紛れもない自分自身が、今を生きているその事実そのものを肯定してくれる、その凄さを気付かせてくれる作品。その真摯な姿勢に感動した。




4 ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー




ブラックパンサー待望の続編は、何よりティ・チャラを演じた故チャドウィック・ボーズマンへの深い愛と哀悼にすべてを捧げた作品だった。
全編を通して、ティ・チャラが亡くなったあと妹のシュリをはじめとした愛する人を失う喪失感と向き合い方を描き、こうした時に人はいかにして前に進むかを模索し続けた作品。
否が応でも物語の内外がリンクしてしまう状況の中で、制作陣が真正面から現実を受け止めて丁寧に丁寧に作ったと感じられる部分が多く、その姿勢にすごく感銘を受けた。




3 ONE PIECE:FILM RED




ワンピース映画史上、過去最高の興行収入を樹立した今作。
今回のメインキャラ、Adoが歌声を担当したウタの圧倒的な存在感とそれぞれのトップアーティストに提供された曲の素晴らしさはインパクト抜群。
それでいて、物語の重要人物であるシャンクスの登場やワンピース世界における格差や不条理をしっかりと描いていて、原作も最終盤に差し掛かっている中で核となる部分を見せた意欲作であり、今描く意味のある作品だった。





2 トップガン:マーヴェリック



2022年の映画界代表といっていい、世界中で大絶賛された「トップガン:マーヴェリック」
極力、CGは使わずに実写で撮り、映画館で公開することに拘ったこの作品は、トム・クルーズの映画に対する想いやエンターテインメントの希望を存分に感じられて、また物語の内容とトム・クルーズ自身のキャリアを照らし合わせても、例え時代遅れだろうとそのカッコよさを突き詰める心意気に、俺たちもまだまだやれると勇気をもらった人はたくさんいるだろう。





1 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム




トム・ホランドがピーター・パーカーを演じるHOMEシリーズの3作目は、これまでのスパイダーマンシリーズの集大成と言える作品。
詳しいことは大きなネタバレになってしまうので言えないが、スパイダーマンが好きで追ってきたファンにはたまらないシーンがたくさん詰まっていて、なおかつ物語を通して描いてきた”大いなる力には大いなる責任が伴う”というテーマをこれ以上ない形で昇華させた最高のフィナーレだった。







以上です。
私は以前からMARVELシリーズやONEPIECEの大ファンなので、だいぶランキングに補正されてますが個人的ベストなので悪しからず。
ありがとうございました!



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