「死にたくない」と思ったはずなのに。
2024/5/20
私は薬の過剰服薬をし、駅で倒れた。
道端の人が救急車を呼んでくれて、高校生の時に通ってた、児童精神科のある病院の救命に運ばれた。
ほとんど記憶にないが、HCUに入院していた。
しばらく目が覚めなくて、意識が戻ってきた頃に心電図やサチュレーション、尿道カテーテル、点滴…いろんな管に繋がれていることに気づいた。
目が覚めないうちに、暴れたり点滴抜こうとしたりベッドから降りようとしたりしてたらしく、身体拘束されていた。
上肢の抑制、下肢の抑制、ベッド上での体幹の抑制、ミトン、車椅子での体幹抑制、4点冊。フル拘束だった。
薬を家で飲んで、自立訓練に行こうとしたところで倒れて運ばれたから、運ばれた時のことは何も記憶にない。
幸い(?)にも過剰服薬した時間からかなり時間が経っていたから、胃洗浄や活性炭はしなかったけれど、点滴をめちゃくちゃ早い速度で何本も落とされていた。
「救急車呼びましょうか?」
その声だけが聞こえたのは覚えている。
今回の入院は、何度もお世話になっている、救命の偉い女医さんが担当だった。
ふらっふらで目の焦点も合わないままHCUを退院し、そのまま通院先の精神科へ向かった。
「死にたくない」
そう思ったはずなのに、また自殺未遂をしてしまった。
でも、こんなんで死ねるとは思ってなかったし、実際死にたかったけど、薬では絶対死なないのなんてわかりきってた。
きっと助けてほしかったんだと思う。
限界だ、ってわかってほしかったんだと思う。
だから「助けて」言えること、大事だね。
※ちなみに11回目の入院でした。
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もう救命には入院しないように頑張っていきたい。