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HSKの取り方と利用法🐼🇨🇳

こんにちは!大家好!
まめ( @chuzaiina)です🐼

突然ですが、「HSK」って知っていますか?

中国ないし中国語に関わる皆さんはご存じかと思いますが、漢字名は「漢語水平考試」といい、中国政府認定の中国語試験なんですよ〜!

公式HP(https://www.hskj.jp)で世界共通と書かれている通り、世界各国で開催されています。
✔︎留学生や中国語専攻の学生など、中国語学習者の語学力を測る一つの基準として
✔︎現地採用や駐在員など、就労ビザ取得に際しての加点要素として
使える資格」です。

今回はそんな「HSK(漢語水平考試)」をふんわり紹介していきます。

【目次】
1.HSKとは
  ①HSK概要
  ②HSK合格基準
2.HSK使い道
  ①中国留学
  ②中国就業
  ③転職やキャリアアップ
3.HSK勉強法
  ①オススメ勉強法

1. HSKとは
①HSK概要
検定試験ということもあり、難易度によって6つの級に分かれています。
1~6級。単純ですね。

しかしここで注意点!
実は、易1→6難なんです!
HSK1級って聞くとなんだか凄そうですが、逆です笑

②HSK合格基準
各級の合格基準は60%以上得点となっています。
詳細を見てみましょう。

L=听力リスニング
R=阅读リーディング
W=书写ライティング 
とします🐼

✔︎1級:L100点、R100点
   →120/200点以上で合格
✔︎2級:L100点、R100点
   →120/200点以上で合格
✔︎3級:L100点、R100点、W100点
   →180/300点以上で合格
✔︎4級:L100点、R100点、W100点
   →180/300点以上で合格
✔︎5級:L100点、R100点、W100点
   →180/300点以上で合格相当
✔︎6級:L100点、R100点、W100点
   →180/300点以上で合格相当

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ご覧の通り、1級と2級は200点満点。
3級以上はライティングが増えて300点満点となっています。

さて、5級と6級の「合格相当」という言葉、引っかかりませんでしたか?
実は、2013年の試験から5級と6級については合否の判定がなくなりました。

Q.じゃあ、どうやって判断するの🐼?
A.一般的には、4級以下と同様に180点(60%)以上を合格と呼んでいます。

合格判定をなくした理由は、推察するにこうです。
「HSK6級に合格しました!!」
といっても180点と300点では雲泥の差だよね。。。

2.HSK使い道
資格試験であるHSKについて言及していると、Twitterの語学界隈等であるあるの
「そんな資格だけとってもねぇ… 話せなきゃ意味なくない?」という意見が出てきそうですが、使い道について紹介します!

ちなみに上記の意見はご最もです。
それを踏まえた上での「使い方」です。

①中国留学
中国に語学留学するにあたっては、中国語能力は必要ありません。
何故なら、これから学ぶことなので。

ここでいう「中国留学」は中国の大学や大学院に学士・修士・博士を取得するために留学する場合を指します🎓

本科留学をするに当たっては、多くの大学・大学院で「HSK」が求められます。

中国のほとんどの大学ではHSK4級合格(180/300点以上)が条件とされますが、いわゆる名門大学・上位校は4級の210点以上や5級の180点以上と要求が少し高くなります🗣

参考までに下記をご覧ください。これはHSKの公式HPに掲載されている各大学・大学院のHSK要求です。

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一通り見ましたが、HSK6級が必要と明記されているのは、「北京大学」のみ。
得点が記載されている大学院(研究生)の人文社会専攻の要求は、HSK6級210点以上かつ作文(ライティング)65点以上。

私、北京大学大学院に入学できます。笑

他にも入試に当たっては諸々条件があるので、ふざけるのはこれくらいにしておきます。しかし小ネタとしてはインパクトありますよね!笑

中国で1、2を争う「清華大学」の大学院でさえ、HSK5級で180点以上あればHSK要求はクリアできますよ!

中国留学には、HSKの取得が必須!
これが1つ目の使い方。

②中国就業
中国で就業ビザ(Zビザ)を取るに当たっては、年齢や学歴・年収・勤務先・勤務地などから審査をされます。

これが60点未満だと、A~CまであるうちのC類判定を受け、就労ビザを取れないことがあります。

ちなみにこれは高A~C低でHSKの級のような逆転は起こっていません笑

Q.ほんでHSKが何の役に立つの🐼?
という話ですが、
実はHSKの級によって加点を受けることができます。

✔︎HSK1級、、、、、2点
✔︎HSK2級、、、、、4点
✔︎HSK3級、、、、、6点
✔︎HSK4級、、、、、8点
✔︎HSK5級以上、、、10点

60点以上取りたい中で、最大10点の加点!
大きくないですか?
これが2点目の使い方。

③転職やキャリアアップ
これは言わずもがななところがありますが、日本では外国語人材が不足していると思います。
英語は需要もできる人も多い中で、なかなか英語を活かすというレベルまで高めるのは難しいと思いますが、中国語は需要に対してライバルが比較的少ないため「コスパが良い言語」といえます!

実際、資格欄に「HSK6級」を入れてからは、中国関係や中国語を生かせるオファーが多々来るようになりました。

ぼんやり挙げるとこんな感じです。
化学製品メーカー、東京勤務。中国向け海外営業、輸出窓口。
自動車メーカー、東京勤務。東・東南アジア向け海外営業。
総合広告代理店、東京勤務。英語と中国語を生かしてなんちゃら。
部品メーカー、中国勤務。現地法人の副総経理(副社長)。
専門商社、駐在前提。東京で1年勤務し、2年目から駐在員として赴任してなんちゃら。

など

もしかしたら留学経験があり、実際に中国に駐在している私はそこが考慮されているのかもしれませんが、「HSK6級取得」と書いているだけで中国に関わるオファーがたくさん来ました。

要するに「錯覚資産」として使えます!!
これが3つ目の使い方。

ぜひ!取得しちゃいな~🐼🇨🇳

3.HSK勉強法
「取得しちゃいな~」と言われても。。。
というあなたのために勉強法です!

①オススメ勉強法
※中国語の勉強法ではなく、HSKに「合格」するための勉強法ですのでご注意ください。

やることは2つ!!
✔︎HSKの過去問を買う
✔︎HSKの過去問を解く

「は?それだけ?」と思った方、
ふざけているわけではなく、私は大真面目ですよ。

敵を知ることが一番の近道。
私がこと「受験」の類で心掛けていることで、「効率の良いお勉強法」の根幹たる部分です。

日本人(日本語ネイティブ)が中国語を学ぶに当たって最も恵まれていることは、「漢字がわかること」です。
読み方こそ違いますが、漢字を眺めればなんとなくわかる。
これって本当に凄いことですよ!!

中国の留学先では、学期開始当初に未学習者のクラスで、「Oneは一、Twoは二、Threeは三、じゃあFourは?」という遊びが行われていました。

素直な未学習者は一を4本並列させて書きます🐼笑

日本人ならありえませんよね?当然ながら「四!」。
これが、日本人が中国語を学ぶ際の優位性です。

話が少し逸れました。
何が言いたいかというと、「読めなくても話せなくても得点できてしまう」ということです。

「HSK取得」を目標とする未学習者or初学者へのアドバイスですが、
“1HSKとは ②HSK合格基準”であえて触れなったことがあります。
それは、3科目それぞれの足切りラインがないということです。

極端なことを言いますが、
リスニング0点、リーディング90点、ライティング90点で合格できます。

そのため、「資格を取る」ことだけにフォーカスした日本人が取る戦略はこうです。

リスニング: 適当、30-40点
リーディング: 頑張る、70-100点
ライティング: そこそこ頑張る、50-70点
合計: 180点〜/300点

まずは過去問をやってみて、
✔︎わからない単語
✔︎引っかかった文法
を覚えれば、かなり近道できると思いますよ。

まずは2級か3級から!
向いてるかも?と思ったら
是非4級以上にチャレンジしてみて下さい!!

簡単ですが、以上です。
ここまで読んで頂きありがとうございます。

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それでは、再見🐼!!


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