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「ありがとう」が素直に言える大人になる

大人になるにつれて、

「ありがとう」

そのたった一言が、言いづらくなっている。

…なぜだろう。


恥ずかしくなってしまうのであろうか、それとも、どこかしら強がっているのか。自分でも理解出来ない現象である。


先日読んだ記事に、こう書かれていた。

「感謝ができる人は、幸せになれる」

自分から感謝を伝えることで、相手の気分は良くなるし、感謝を伝えた本人も、良い気分になる。
その繰り返しによって、幸せを呼び寄せるのであろうと解釈した。

感謝を伝えることは基本的な事だけど、言い続けていないと、そのうち、言えなくなる日が訪れるのかもしれない。

… それは非常に辛いことである。


わたしはアルバイトで接客業をしていた時、どんな態度のお客さんに対しても、笑顔で挨拶するように心がけていた。返ってくる時と、返ってこない時の気分の違いは雲泥の差である。

だから今でも、定員さんに挨拶を返す。それは、返ってきた時の嬉しさが大きいから。定員さんに対する挨拶は、当たり前のようにできる。

しかし、家族に対してほど、「ありがとう」を言いづらい。一番お世話になっているのになぜだろう…


そこで最近は、意識して「ありがとう」を言うように心がけている。当たり前のことでも、今の私にとっては新鮮に思える。

意識をしてからは、心持ちが少し楽になっているのを感じる。やはり、感謝の心は大切である。

これから先の人生も、特に家族にはお世話になる。だからこそ、自然体ではっきり感謝できるようになれば、幸せな大人になれると信じている。


当たり前な事こそ、初心に戻ってみる。


以上、記事を通して感じたことでした。


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