卒業エントリー|フラジェリンさん約1年お世話になりました!
noteをご覧いただきありがとうございます。
まんぶです。
プロ人事として独立をしてから早いもので、今月で1年が経ちました。
(久しぶりの投稿になってしまいましたが、なんとか生きています笑)
最初はどうなることかと恐怖心もあったのですが、スムーズなスタートを切ることができたのは、製薬・医療関連企業のプロモーション効率化・リスク管理強化を支援するメッセージングプラットフォーム「Shaperon」を提供する(株)フラジェリンにお世話になることができたからです。
代表の阪本さんやCTOの浅野さんをはじめ、素敵なメンバーと一緒にこの1年間でたくさんのことを学ばせてもらいましたし、一緒にチャレンジもさせてもらいました。
ジョインする時から僕自身が起業することもお話していて想定通りの卒業ではあるのですが、やはり卒業というのは寂しいものですね。
今回はこれまでのフラジェリンでの歩みを振り返りながら、会社やチームの魅力をお伝えできればと思います。
転職をご検討されている方は、ぜひ最後まで読んでいただければきっと魅力が伝わるはずです!笑
日本にとどまらず製薬・医療業界と向き合うマーケットスケールは大きく、経営陣はとても信頼でき、メンバーもいい人ばかりでめちゃくちゃ働きやすい会社だと、プロ人事として自信を持って推薦します^^
ジョインのきっかけ
2021年夏に前職からの卒業をFacebookで投稿したところ、フラジェリン社に出資をされているALL STAR SAAS FUNDの前田ヒロさんからご紹介をいただき、代表の阪本さんと面談をすることになりました!
前々職もヒロさんに出資いただいていたこと、前職でじっくりとお話をさせていただく機会をいただいたご縁もあって「出資先でちょうどコーポレートを強化していかないといけないタイミング」ということでお声がけいただきました。我ながら運がいいなと思った瞬間です(笑)
阪本さんと実際に面談をさせてもらい、僕が起業に向けた準備期間であることやこれまでの経験、自分の強みなんかをお伝えしながらお話をさせてもらったのですが、途中からは阪本さんとCTO浅野さんがどうやって起業したか、創業期にどうやって準備期間を乗り越えてきたかなどを聞かせてもらっていて面談というより起業家へのインタビューになっちゃってた気がします(笑)
そうした状況でも気さくにお話をしてくださったこともあって、「この人の役に立ちたい」という想いがわいたことと、僕もエンジニアと2人で起業に向けて準備を始めたところでフラジェリン創業者2人のチャレンジから学ばせてもらいと思い、「何か少しでも役に立てるならやらせてほしい」とお伝えをしてお世話になることになりました。
この1年のトライしてきたこと
ジョインした時は、業務委託なども入れて総勢で10名ほどでした。
その10名というのも僕がジョインするまでの半年の間に増加してきたところでまさに1回目の急拡大期です。そこから僕が関わらせてもらった1年で業務委託も含めると人数はさらに倍まで増えました。
しかも、プロダクトチームが6割とエンジニア採用も順調に進んでいます。
(めちゃくちゃすごい!)
正直、ここに対して僕はほぼ貢献できていないのですが(笑)、CTO浅野さんを中心にプロダクトチームが仲間集めにちゃんと協力をしてくれるチームだったことが大きいです。このフェーズだとコーポは常にリソース不足!中でも採用は事業に直接インパクトがあるので緊急かつ重要ということでリソースを全部持っていかれることもしばしば。そんな状態だからこそ、社内がどれだけ協力してくれるかで成果は大きく変わってしまう。社内には自然と協力してくれるメンバーが集まっていたのが最高でした。
そのひとつ、みんなで持ち回り制にしながらのnote投稿も続いています。
(※ ぜひ一度ご覧ください!)
さて、そろそろ自分のトライの話。
先ほどのエンジニア採用の貢献あまりできてないという話でもあるように、僕はプロ人事と名乗りながら、いわゆる採用の戦術や施策の引き出しがめちゃくちゃ多いわけではありません。採用は王道を粛々と進めていく感じ。
どちらかといえばコーポレート1人目として広範囲をひとりでなんとかし、専門のメンバーにバトンタッチしていく何でも屋タイプです。
前職でも10人目でジョインしたので、コーポレート部門の立ち上げはイメージが持てていましたし、代表がほぼ担っているコーポ系の業務を回収していき、少しでも代表の荷物を軽くしていくというミッションを自分の中で持って動きました。
この時すでに半分が関西メンバーで、フルリモートカンパニーとしての歩みをスタートしていた状態です。
(現在はもっと広がって日本全国から仲間集めを実施中。)
これは大きなトライ。
「オフィスがなくても機能する、場所にとらわれない働き方をどう作るか」というのを念頭において、コーポレートメンバーが増えても機能するように考えた設計をしていく必要がありました。オフィスに出社できる範囲でメンバーを採用して「コーポだけは必要に応じて出社しましょう」とできたら楽ちんですが(笑)、それでは将来的に困ってしまいますし、会社として目指す姿ではないですからね。
フルリモートワークの会社づくりに携われるのはワクワクしましたし、実際にやってみて楽しかったです。
クラウドサービスを活用するのはもちろんですが、「オフィスを持たない」ということを視野に入れると書類の保管なども含めてアウトソースをどう活用していくかという思考が働き、これまでにない選択肢を出して動くことができたと思います。
例えば、総務系の中でも郵便物の受取管理サービスってどうなのか、オフィスも全国に点在するメンバーが自宅以外の場所を使うとなった場合レンタルオフィスはどうなのか、視野を広げて考えられるようになりました。
コーポレートの話というよりは全社的な話ですが、フルリモートにおいては非同期コミュニケーションが極めて重要であることも学びました。notionでいろんな情報をオープンにしてくれている会社で、情報を取りに行けばほぼなんでも把握できる。一方でnotionを使いこなせないと大変!笑
最初は、notionの使い方ひとつからキャッチアップが大変でしたが、使い慣れてくるととても便利なツールであるなと感じますし、いつも使っているツールの中に繋がって情報があるのはアクセスもしやすくいいなと思いました。今では当たり前になってきていますが、notionを使ったエントランスブックの作成も初めてやらせてもらったのがこちら(Flagellin Entrance Book)です。
情報連携という観点では、仲間集め(採用)もATSが必須ですし、労務も入退社や給与計算などを含めてツールの導入が必要となります。これらはひとつずつ対処して導入を進めていきました。このフェーズならではですが、増員に合わせてどんどん「ちゃんとしないといけないこと」が増えていくので、リサーチして意思決定できる状態を作り、意思決定してもらったら導入を粛々と進めていくというのをやってきました。
全部は書けないのでこれくらいで(笑)
フラジェリンの魅力
さて、ここで魅力について少し紹介をさせてもらいたいと思います。
僕は、起業をすることを決めていたので、ジョインするという選択がありませんでしたが、とても可能性があり、新しい働き方ができる環境があり、プロ人事としてオススメできます。
①グローバルで巨大なマーケット規模
サービスを提供している領域は、製薬・医療業界です。対象となる顧客企業は従業員が少なくとも3桁以上でエンタープライズになります。日本でも兆円規模の企業がありますし、グローバルでみるととんでもない規模のマーケットです。身近なところでは新型コロナワクチンで目にした企業もありますね。
グローバル企業が日本に進出していることも多く、顧客として接点を持つとグローバルでの展開が視野に入った会話になることもあるなど、スケールが大きく可能性を感じます。
グローバルな仕事をしたいと思っている人にとっては、数十名規模からこうした瞬間に出会える稀有な環境を楽しんでいただけるのではないかと思います。
②話をしっかりと聞いてくれ、用意周到な経営陣
コーポレートとして近くでお仕事させてもらったというのもありますが、経営陣がとても魅力的な会社です!
僕は、代表の阪本さんと二人三脚での1年間だったので特に関わることが多かったですが、阪本さんのROI思考というか、いずれ必要になるもので早めに準備する価値があるものは投資して準備しておこうという考え方はコーポレートとしてとても助かりました。どうしても、コーポレートは最初コストセンター感が強く管理にお金を使うことに関しては経営陣がネガティブなケースも少なくありませんが、必要性と効果をちゃんと伝えられれば意思決定をしてくれます。
メンバーとも1on1をしっかりされながら話を聞いていましたし、常に次に起こる問題を想定して対策を打つため、フェーズからは想像できないくらい落ち着いた空気感がありました。
仲間集め(採用)に関しては浅野さんのリーダーシップがとても素晴らしかったです。noteの発案も浅野さんからでしたし、面接も早くから構造化を取り入れて引き継ぎやすい状態、人に依存しない状態を作られていました。「情報発信をしてもらえませんか」「構造化進めたいのですが・・・」みたいなコミュニケーションがいらずどんどんリードしてくれる姿勢は頼もしく、守りに集中させてもらえました。
MTGを通じて意見交換をしっかりとさせてくれますし、聞く耳を持たないということが両取締役ともないので意見も言いやすく信頼ができる方々です!
③働く仲間
そんな経営陣だからこそ集まったメンバーも、みなさんとても優秀です。(ちょっと選考基準が高く厳しいのもあります笑)
だからこそフルリモートワークで信頼貯金がないスタートでも、安心して仕事を任せることができ、成果をどんどん出しながら自立駆動をしています。そして、自分の業務だけではなく周辺業務にもちゃんと興味を持ってくれますし、コーポ周りの提出なども協力的で気持ちの良いコミュニケーションをしてくれます。
ぜひ、どんな仲間がいるかは「フラジェリン公式note」でご確認ください。
④働く環境
フルリモートということで、同僚との距離感が不安なところはありますが、Small talkという雑談時間もありますし、社内Twitterのようなチャンネルもあってオープンな非同期コミュニケーションが活発です。
先ほどもご紹介したとおり、notionを通じて経営会議までオープンにしてくれている会社なので「誰に聞けば?」ということもほぼなく情報をキャッチアップできます。
また、フルリモートカンパニーらしく自宅の環境を整えるための経費がそれぞれに予算としてあります。デスクを買ったり、椅子を買ったり、ディスプレイを複数にしたり、環境に投資をしてくれている点も素敵なところです。
(長くなってきてしまったので、このあたりで締めます。)
まとめ
バーッと書いてきましたが、魅力は届きましたでしょうか?笑
個人的にはまだまだお手伝いをしたかったという思いを持ちながら、でも、自分で決めたチャレンジに向かってはそのままでもいられないという思いの中で卒業をさせてもらいました。
ここには書き切れない経験をさせてもらいましたし、学びも多かった1年間でした。この場を借りて、フラジェリンのみなさん、特に浅野さん、阪本さんには御礼を申し上げます。本当にお世話になりました。
これから日本の製薬医療業界にとどまらず、世界にインパクトを出していくフラジェリンのみなさんを陰ながら応援しています。
\Flagellin Entrance Bookも是非ご覧ください!/
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