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「行ってらっしゃい」の代わりに「楽しもう」と声をかける理由

こんにちは。未熟なパパです。先日お風呂での長男との会話で思ったことを書きたいと思います。

①早く大人になりたい【子ども】と、子どもに戻りたい【大人】

タイミングが合えば、子ども達と一緒にお風呂に入るようにしています。残り、長男・長女と一緒にお風呂に入れる回数券がどれくらい残っているか分からないので、毎回必死です(笑)また、先輩パパの教えで、「その日は突然にやってくるぞ!」と聞いているので、チャンスがあれば逃さない姿勢でいます。

先日もタイミングがあったので、長男とお風呂に入っていました。

最近の流行は、湯船に顔を付け、何秒息を止めていられるか大会です。ちょっと前までは、水に顔を付けることを怖がっていたのに、いつの間にかできるようになっています。子どもの成長スピードには毎回驚かされます

そして長男は、果敢にも私に勝負を挑んできます。「よーいドン」で顔を付け、息を止めて耐えます。長男も必死に頑張りますが、当然私が勝利します。(大人げないですが、そこは男と男の勝負です。)

悔しがりながらも、「パパすごいね」って言ってくれる長男。そして、ポツリとつぶやきます。

早く大人になりたいな。


私も子どもの頃、同じ言葉を発したことがあります。強い父親に憧れたり。優しい母親に感謝したり。夜遅くまで起きていられる大人をうらやましく感じたり。学校の宿題がない両親に卑怯だと感じたり(笑)

兎に角「大人ってすごいなぁ」「うらやましいなぁ」「いいなぁ」という感情で、「早く大人になりたい」と思っていたのだろうと思います。

自分がいつの間にか「大人」になって忘れていましたが、そう思っていました。

でも、大人になった今の自分は逆にこう思います。

子どもに戻りたいな。

②過去には戻れないが、未来は創れる

最近流行の、「時を戻そう」の力が本当にあればと願いますが、時間は戻すことができないので、私の希望は叶いません(汗)でも長男の希望は【早く】という部分を除けば、叶う内容です。

ただ、父からの願いは、大人になることを焦らず、存分に【その過程を楽しんでほしい】ということです。

過去は変えられないものですし、戻ってこない時間です。だから、長男には大人になるまでの時間を大事に過ごしてほしいと思います。父というか、先に大人になった人間として、そう思います。

③一日の始まりの合言葉

そして、今日も大人に近づく一日が始まります。

コロナで学校へ通い始めるのが遅くなってしまった、小1の長男。まだランドセルが馴染みきっておらず、重そうにヨロヨロと担いで玄関を出ていきます。

小3の長女は、もうベテランの風格。弟が靴を履く間、水筒を持ってあげる余裕を見せてくれます。

準備が終わって、出発する子ども達の背中に向かって、「行ってらっしゃい」の代わりに、いつもこう声をかけています。

今日も楽しもうね!!

子ども達と、まだまだ未熟な自分に向けて。

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未熟なパパ
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