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好きなものを最後に残す:からあげはママからのプレゼント

こんにちは、たまごごはんです!

ある夕食の時間、サンボ(8歳)は今日も勢いよくごはんを食べ始めました。唐揚げが大好きな彼は、真っ先に唐揚げを次々と口に運んでいきます。その姿を見ながら、私は微笑みつつも、黙々と自分の食事を進めていました。

気づけば、サンボのお皿から唐揚げが消えていました。そして、少し寂しそうに私のお皿をじっと見つめてきます。

「ママ、まだ唐揚げ残ってるよ。」

私は「うん、ママは好きなものを最後に食べるの」と笑いながら答えました。

私は一瞬考えて、最後の一つをお皿から持ち上げました。そして、笑顔でこう言いました。
「サンボにプレゼントあげる。まだ食べたかったんでしょ?」

サンボは目を輝かせながら、「ありがとう、ママ!」と受け取ってくれました。まるで宝物をもらったかのように、丁寧に唐揚げを手に持って、ゆっくりと味わいながら食べていました。その様子を見ていると、私の心がじんわりと温かくなりました。

「ママも好きなのに、いいの?」と最後に聞かれたとき、私は「ママはサンボが嬉しそうにしてるのを見るのが一番好きだよ」と答えました。サンボはにっこり笑って、ぎゅっと抱きついてきました。

愛情は「最後のひとつ」に宿る

育児の中で、こんな何気ない一瞬が、とても特別な記憶として残ることがあります。私は唐揚げを譲ったけれど、それ以上の喜びをサンボからもらった気がします。

食卓の最後の一つが、ただの「おかず」ではなく、親子の愛情を交わすきっかけになるなんて、なんだか不思議ですよね。

みなさんにも、こんな「愛情を感じた瞬間」があるのではないでしょうか?もしよければ、コメントでシェアしてみてください。きっと、どんな話も温かい気持ちにしてくれると思います。

「大切なひとに、最後のひとつを分けてあげたい」―そんな気持ちを、これからもずっと大切にしていきたいです。

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