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愛情を感じる瞬間:ママのお守り、いつでもそばに

こんにちは、たまごごはんです!

今日は、ちょっとした小さなお話をしたいと思います。これは、私が息子サンボと過ごす日常の中で心に残る出来事の一つです。

ある朝、サンボが保育園に行くのが少し怖いと言っていた日がありました。普段は元気で、いつも前向きなサンボでも、たまに不安な気持ちが顔を出す時があります。その日も、保育園の朝の準備をしているとき、サンボがふと顔を曇らせ、ぼそっと「今日、保育園行くのちょっと怖いな…」と言いました。

その瞬間、私の心も少し痛みました。小さな背中にどんな不安が詰まっているのか、私にはすぐにはわかりませんでした。でも、そんなサンボを少しでも安心させたくて、思わず出た言葉が「大丈夫、ママがいつも一緒だよ」というものでした。

その言葉をかけた後、ふと思いつきました。サンボが怖いと感じるその気持ちを少しでも和らげられる方法があるのではないか、と思ったのです。そこで、私は急いでフェルトを取り出し、小さなポケットサイズのお守りを作ることにしました。手のひらに収まるほどの小さなお守り。その中には、ママの顔を描いたフェルトがついていて、その顔はおうちでゆったりとしている時にだけつけているサンボが好きなメガネ姿のママです。
サンボに「離れていても、ママがいつでも一緒だよ」と伝えました。

「これ、サンボのお守り。ポケットに入れてね。ママがいなくても、いつでもママがそばにいるって思ってね。」

私はそのお守りをサンボのポケットにそっと入れながら、彼に微笑みかけました。すると、サンボは少し驚いた表情を浮かべた後、ゆっくりと笑顔になり、安心した様子で「ありがとう、ママ!」と答えてくれました。その瞬間、私も心から安心した気持ちになり、サンボの手を握りながら、保育園へと送り出しました。

そして、その日、サンボはお守りをポケットに入れて、元気に幼稚園へ向かいました。帰ってきたサンボが「今日、ママがいなくて心細くなったら、お守りをぎゅっとにぎると怖くなかったよ」と言ってくれた時、私は涙がこぼれそうになりました。息子が安心して毎日を過ごせるよう、できることをしてあげられることに感謝し、その日一日が心温まるものであったことを改めて感じました。

子どもにとって、物理的な距離は時に不安を感じさせるもの。でも、心の中でつながっていることを感じさせてあげることが、親としてできる大切な役割なんだなと、改めて気づかされました。

みなさんにも、そんな「お守り」のようなもの、ありますか?大切な人とのつながりを感じることで、不安を乗り越えられる瞬間がきっとあると思います。コメントで、あなたの「お守り」のエピソードを教えてくださいね。

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