昨日行った「譲渡会」
ここのところ、土日となると「ワンコ」の譲渡会に出かけている事が多いかもしれない。
うちの職場は割と「ワンコ」や「ニャンコ」と暮らしているメンバーが多い。
うちの「百々」が亡くなり、俺のことを心配してくれた職場のメンバーさんが「うちの近所の動物病院で譲渡会やるからどう?」と誘われて、もらったチラシが上の「里親テラス」さん主催の「譲渡会」だった。
チラシをもらって帰ってかみさんに渡したら、早速、細かくチェックをしていた。
これまでの譲渡会は割とミックス犬が多く「山」にいたとかいう感じだったが、今回は犬種もミックスではなく、割と小型犬が多かった。
そう、「繁殖引退犬」だったからだ。。そんな言葉初めて聞いた。。何だそれ??
その昨日行った譲渡会主催の「繁殖引退犬」・・・・つまりはブリーダーで母犬として産みまくったワンコが6歳くらいになると年齢的にももう厳しくなるらしく、要は「御役御免」という形で保護されて「里親テラス」さんのところで里親を募集するといったシステムだった。
だから、これまで行った「ちばわん」さん主催の譲渡会とは一味違った感じがしたし、昨日は東京大田区の平和島駅からの動物病院内の一角でこじんまりと開催されていた。
みんな可愛い子ばかりで人懐っこい感じだったし、「撫でてくださ〜い」とばかりに自分の隣にちょこんと座ってずっと撫でていた。
かみさんが「1月まで柴犬がいまして・・・」と話したところ、スタッフさんが「今日はまだいないのですが、数日前に柴の子もうちに来まして、これから準備するのですが、この子です。」とスマホの動画を見せてくれた。この子も「繁殖引退犬」だった。
まだ後ろの足の毛がモサモサしてて取れそうなくらいだったけど、元気にゴールデンのワンちゃんと元気に遊んでいる動画を見せてもらった。
「今後も柴のブリーダーさんとも繋がりそうなんですよね。」と言われた。
今回は東京大田区だったけど、この里親テラスさんは埼玉「熊谷市」から出向いて来たそうです。
自分はそういうワンコだった事が知らずだったので・・・ショックを受けたものだった。。。
要するに・・・年取って産めなくなったから。。いらないって事でしょ。。簡単に言ってしまえば。
確かに昨日いたワンちゃんは2017年生まれ、2018年生まれのワンちゃんばっかりだった。1匹だけ2021年生まれだった。。つまりは5歳、6歳の女の子ワンちゃんばかりだった。。
人間の都合で金儲けのために働かされて・・・・・その役目が終わったら・・・はい、さいなら・・・って事でしょ。。酷い話だなぁ。。。と思った。
だから、「里親テラス」さんの着目するところも鋭いと思った。
まだまだ勉強不足の自分がいた。。
しかも、「これからもどんどん増えていくので、よろしくお願いします」とも言われた。。え?・・・ブリーダーさんは「いらない」っていう事なんですか??
今は埼玉の「熊谷」に拠点があるようだが、仙台にも別館的なものができるような事が書いてあった。(それはインスタに載っていたかな?)
規約の話もしたけれど、そこまで厳しい事もなく、気になる子がいたら、どうぞという感じだった。
帰りに東京湾岸沿いの「葛西臨海公園」でカミさんと海を見ながら話した。
「やっぱり、柴犬を迎え入れたい。」という結論に達した。
「今すぐじゃなくていいので、今までやれなかった事をやりながら、新しい子を迎え入れる準備をしよう。」とも話した。
「まだスカイツリーにも行った事がなかったし・・・・」そうだった・・・コロナですっかりそんな話忘れてしまった。
どっちにしても「保護犬」は「保護犬」を我が家に迎えたい。
そして「柴犬」を再び・・・カミさんの中では3代目になる(実家にチロというヤンキーなでっかい柴犬がいました。。2017年15歳で亡くなりました。)
「繁殖引退犬」・・・・・晩飯食いながら・・・ブツブツ言ってしまった。。
「人間って最低だなぁ。。。」って・・・思った。
そんな可哀想なワンコ・・・・我が家で引き取らせていただきます。決めました。
50歳の俺はそう思った土曜日の夜・・・・仕事じゃないけど・・・車を走らせていた。。(佐野元春「ワイルドハーツ」の歌詞にちょっと似てるが違う。。)