基礎疾患ありますけど、どうしましょうか。
新型コロナウィルスが止まらない。ケアにあたった消防士や看護師の感染が確認されたり、クルーズ船内で感染者が日に日に増えたりと、不安な情報も多い。
特に高齢者と基礎疾患を持つ人は、人混みをできるだけ避けるなど感染予防を徹底するよう呼びかけられている。この「基礎疾患」が気になったので調べてみた。
コロナウィルスではなく新型インフルエンザに対するものだが、厚生労働省の資料には基礎疾患が以下のように記載されている。
慢性心疾患/慢性腎疾患/慢性肝疾患/神経疾患・神経筋疾患/血液疾患/糖尿病/疾患や治療に伴う免疫抑制状態/小児科領域の慢性疾患
となると、私たち夫婦はふたりとも「基礎疾患」があるわけだ。
さて、そうするとまず「人混みを避けなければならない」のだが、ダンナは週に3日、透析のために病院へ行かなければならない。私も送り迎えで病院に行く。病院なんて当たり前だが病人がほとんどなので、さぞいろいろな菌やらウィルスやらが飛び交っているのだろうが、ここを避けるわけにはいかない。
手洗い、アルコール消毒、口腔内を清潔に、必要に応じてマスク。結局私たちレベルでできることって、これくらいしかないのよね。あとは極論かもしれないが、大した用がないのに病院に行くなってこと。自分が感染するリスク、もしかしたら他人を感染させるリスクを大きくするようなことはしない方がいいと思う。
今のところ感染=即、重症化というわけではないようだし、感染した人を病原菌のように報道するのもいかがなものかと思う。何せどうすれば治るのかがまだわからない状態なのだから、普段健康な人があまり過敏になることはない。風邪対策と同じように、きちんとご飯を食べて睡眠をとって、風邪に似た症状があったら休む。これが基本中の基本ではなかろうか。
そして、マスコミさんが大騒ぎすればするほど、対策は進まなくなるということを改めて思い出すべし。コトが起きた場合の政府の対応なんて完璧であるはずがないし、日々変わる状況に追いつけないことだってあるだろう。情報も常にアップデートされるから、昨日言ったことが間違いだったなんてこともあり得る。
それを何でもかんでも政府のせい、国のせいにしたところでウィルスがなくなるわけじゃなし。国会やマスコミの対応に追われて、肝心の対策が後手後手になっては本末転倒。感染者が増えたとはしゃいでいるだけの人たちは無視、自分たちの生活を守ることが大切。
適度な緊張感をもって、適切に対応。今はこれしかないのだと思う。
そんなわけで、外出先から帰ったらまず玄関で手をアルコール消毒、部屋に入ったら玄関のドアノブ、部屋のドアノブ、スイッチ類などにアルコールをシュッシュッ。一日の終わりにトイレや洗面所の手に触れるところをアルコールでふき取り、リビングと寝室にウィルス対策のスプレー。こんなことは一応、やっている。無駄なのかもしれないけれど。ま、今だけだからね。慣れてしまえば大変でもなんでもないのだ。
あとはご飯をきちんと食べて、ダンナはヤクルト、私はiMUSEを飲んで、お風呂に入ったらさっさと寝る。結局のところ、栄養をとってちゃんと眠る。コロナウィルスに関係なく、これがイチバンいいのだ。
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