『正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊』
「正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊」
いきなりですが、この題名の神様のお名前を、初見で読めたらあなたは上級古事記ヲタクです!!
そしてそれはわたくしですね(笑) 人生ネタだらけ、ポンコツ鑑定師のいやさかねえさんです。 上記の神様のお名前ですが…
まさかつ・あかつ・かちはやひ・あめのおしほみみのみこと
と、読みますww
早口言葉かっ! ← で、面白くて覚えたヒト
まあ、脈絡なく今日の話はなんでこの神様かと言うと夢に出てきたからです。 正確には朝起きた時にこの名前が頭に浮かんだというか…。 なんだソリャ。
実はこの神様は
「天照大神」と「素戔嗚尊」(姉弟)
(アマテラス)と(スサノオ)が
「誓約」(うけい)をして産まれた神様です。 誓約(うけい)とは、「かくあるべし」と心に期して神意を占うことです。 古事記には、素戔嗚尊(スサノオ)が高天原を攻め取りに来たと疑った天照大御神(アマテラス)に対し、自分の身の潔白を証明するためにスサノオがこの誓約を提案したとあります。
姉ちゃんオレは潔白だぜ! 信じてよ〜💦
アマテラスがスサノオの剣を三段に折り、それを口に含んでかみ砕いて吹き出すと、その息吹から三柱の女神(宗像三神)が生まれました。次にスサノオが姉神の勾玉(まがたま)の髪飾りをかみ砕いて吹き出すと、五柱の男神が生まれました。このときに左の玉飾りから生まれた神が正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊です。
「まさに正しく勝った!オレが勝った!速攻で勝ったぜ姉ちゃん!」とスサノオが言うた訳ですよ… ww
つまり、自分の清らかな心を示すがごとく美しい3人の女神が自分の剣から産まれたやん!と、そんでもって
姉ちゃんの勾玉からは男5人も産まれたし! な?オレ高天原におってもいいやろ〜♪でその後やりかます訳ですが…ww
そんな名前をつけられたからかオシホミミ君は長男にありがちな、のほほんなのにプライド高く、能力は高いが表現するのが下手、コミュ障気味のやや引きこもりがち? やっぱり最初の子って手をかけるから?ww
お母さん(アマテラス)に最初「あなたが葦原中国(あしはらのなかつくに)に降りて争いばかりするあの国をどげんかせんといかん!はよ行ってきない!」とハッパかけられ、葦原中国との境にある「天の浮橋」まで降りるには降りたけれども、そこから眺める下界が妙に騒がしい。(場所は出雲、大国主神(オオクニヌシ)が戦いながら領地を制圧しているところだとご想像ください)
うーん(-.-;) ボクそもそもヤン坊とは分かり合えないと思うんだよね? こげな物騒なとこにおられんちゃよねとー、オシホミミは天に引き返してしまいますww
プライド高いくせに、絶対危ない橋は渡らない! あ、これうちの息子とか旦那を思い浮かべて書いてます。ww
その後、アマテラスは次男でオシホミミの弟アメノホヒを任命するんだけど、この子はなんと、オオクニヌシの男気に惚れ込んで家来になっちゃうしー!! まあ兄ちゃんとは性格や気質が正反対やったんやろね。 ヒトたらしオオクニヌシww
何気に子育てうまくいってませんよ?アマテラス。 世の中のお母さんご安心ください。 最も尊い神様でさえそうなんですから、わたくしどもが多少失敗した所でなんちゃないかと思われます(笑)
出雲の国譲りのお話はその後、野心を持ったアメノワカヒコでも失敗し、とうとう最強の武神、武御雷神(タケミカヅチ)まで引っ張り出して、でも戦争はせずに武神の圧力で(抵抗した建御名方神(タケミナカタ)は相撲勝負でコテンパンにして、諏訪に追いやる武神、容赦なし)葦原中国は天津神の統治するところとなりました。
しかしどう〜しても、能力はあるのですから勿体ないとアマテラス母は諦めきれない!
天界でぬくぬくとネットゲームでもしてそうなオシホミミに「そろそろね?地上も静かになったごとあるんよー。ミミちゃんが行って、もう少し豊かな国にしちゃらんね?」とお仕事紹介するのですが。
「ボク…ヤダ‼️」
ああ、そうかい!親の心子知らずとはこの事かい! お前は妻の萬幡豊秋津師比売命(よろづはたとよあきつしひめのみこと)の事ばかりで最近ママにはちっとも構ってくれんしな!
もういいわ‼️ ←この辺わたくしの私情が…ww
「天津日高日子番能邇邇芸命(あまつ・ひこひこ・ほの・ににぎのみこと)ちゃん‼️」
お前だけはおばあちゃんの言うこと聞いてくれるわよねえ‼️ (きっと泣き落とし)
という訳で、アマテラス(天)のご神勅を受け、地上に降り立ったのは 可愛いお(孫)ちゃんのニニギノミコトとなったのですよ。
だから「天孫降臨」。
実はニニギノミコトは次男坊。上に天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊(あまてる・くにてるひこ・あめのほあかり・くしたま・にぎはやひのみこと)とこれまた、しこたま長い名前のお兄さんがいらっしゃいました。
はっ!! Σ(꒪ȏ꒪) ここでアマテラスとトヨアキツシヒメの嫁・姑確執が思い浮かぶのはわたくしだけですか?(笑)
義母アマテラスに長男のニギハヤヒの教育には口を出させないトヨアキツシヒメ! ミミちゃん取っていったくせにホント可愛げのない嫁だこと!とアマテラス、悔しがっていたところに次男坊のニニギノミコトがご誕生。
トヨアキツシヒメもまぁこっちはババにくれてやるわwと、きっとそんな事情があったに違いない。うむ!
そんな訳で? アマテラスばぁばに神かわいがりされましたニニギちゃんは、ばぁばの懐刀的な重鎮神々をお守りに付き従えて、地上に降りた最後の天子ならぬ天孫♪と成りあそばされました。
で、オシホミミはそこから登場してこなかったりするんですね。 物語はニニギちゃんに移っちゃうので。
そんな影薄い「皇祖」オシホミミさん…
大分県では豊後一宮、西寒多神社(ささむた)にお祀りされていらっしゃいます。 昨年仕事をリタイアしてからちょくちょく西寒多神社に行くようになって、
「英彦山(ひこさん)神宮に来い」…あ?
霧の中の山頂の赤い神社が目について、目について。何で呼ばれるのかと不思議だったんですが、色んな偶然が重なって、12月初めにお詣りさせていただきました。 そうしたら…
ご祭神がアメノオシホミミだったんです‼️ (予習してなくて知らんかった)
なるほど…それでww なんなら11月末に博多へ行く際、高速が鳥栖から渋滞していて手前の小郡で回避して降りたんですよ。スマホでナビ入れて下道を間違わないようにと行きかけたら、何でか左に曲がろうと誘導する。わたくしの記憶では右方面のはず…左に行くと大刀洗か久留米でなかったか? なので無理強引に自分を信じて勘と標識で博多まで乗り切ったのですが。
実は左手に曲がって行ったとしたら…その方面の先に
「天忍稲耳神社」がありました。
何でだろうと博多着いてから地図で調べましたww
我が守護神は猿田彦神、それこそ天孫降臨の際に ニニギノミコトを高千穂の峰へ導くのですが、父神さまから「うちの子をよろしく頼む」という事なんでしょうか?(^^) ちなみにうちの息子の守護神はニニギですけど(笑)
どうも近いうちに天忍稲耳神社には顔を出した方が良さそうですねww
☆ 守護神鑑定師・弥栄 良(いやさかりょう)は
開運神社めぐりを定期的にやっています。☆
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日本オラクリティー協会会員です。