「負け組とはつきあえない」と親友に言われた話…価値観の違う友達と付き合える?
こんにちは、ママリ編集部のみほです!現在、業務委託として、ママリ編集部で働いています。
自己紹介でも触れていますが、私は2度離婚を経験し、何回か転職もしています。現在はシンママになったこともあり、余裕を持った生活を望んでいることから、「業務委託」という働き方をしています(詳細は自己紹介を読んでいただけましたら幸いです)。
そんな私ですが、世間一般から見たら、どんな風に映るでしょうか?
「離婚している」「正社員じゃない」「転職している」「シンママ」
これだけでもきっと、もしかしたら、ネガティブなイメージを持つ方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
親友に言われた「負け組」
そんな私ですが、以前、親友にこんなことを言われました。キャリアやライフステージについて話をしていた時のことです。
彼女は30年来の友人なので、幼なじみと言っても過言ではありません。また、この言葉だけを聞くと強烈な気もしますが、友人は正義感やモラルがしっかりとあり、厳しいことを言うけれど、情が深い人です。
厳しい業界で成功体験も積み、結婚して家事も育児も、夫婦関係も非常に努力している人です。私は彼女のことをとても尊敬しているし、大好きな友人です。
なので、この言葉を言われた時(ちなみに酒が入ってました)、ショックというより、疑問の方が大きかったんですよね。私はすかさず、聞き返しました。
すると、彼女はこう言いました。
「勝ち組」「負け組」から見える価値観のちがい
彼女の発言だけとってみると、手厳しいようにも思いますが、よくよく考えてみると「勝ち組」「負け組」という言葉にはいろんな意味があるなと思いました。
そもそも、「勝ち組」とか「負け組」とは、一体何に勝って、何に負けているのでしょうか…。
世間一般から見た「成功」や「キャリア」「ライフステージ」のことでしょうか。それとも、自分自身の葛藤や人生の障壁に「勝つ」ことや「負ける」ことをいうのでしょうか?
「勝ち組」「負け組」という言葉は、人それぞれの「価値観」が見えやすい言葉なのかもしれません。
価値観の違いから見える、その人の人生観
ママリで紹介している漫画記事でも、「価値観」の違いについて触れた作品が多くあります。
例えば、友人同士、車で遠出をする時のガソリン代をどうするか…それぞれの価値観を描いた『ガソリン代どうする?』では、常識だと思っていたことが、一般的には非常識であった…ということに気づかされる登場人物のエピソードが紹介されています。
そこには、「配慮」とか「思いやり」も関係しており、人間性についても言及されています。
『ママ友になって親友とできた溝』では、学生時代から仲がよかった2人が、結婚や出産を通しておのおの環境が変わり、それに伴い価値観も変化していきます。
お互いに持っていないものを「うらやましい」と思う気持ちや、受け入れられない価値観から決別してしまう…。誰しもこうした経験は、多かれ少なかれあるかもしれませんね。
互いの価値観を認め合えるなら
親友の言った「負け組とはつきあえない」「でも、あなたとはつきあえる」この真意には、2つの意味があると思います。
きっと、そう言ってくれたのかなと思います。
どっちにしろ、手厳しい言葉ではありますが、なにぶん情が深い人なので、前者においては私への心配の意味合いも大きかったのでは…と思います。(そして、彼女の中では後者の意味合いが大きいのだと思います)
友人に限らず、ママ友や親兄弟、夫婦でも、価値観にズレを感じることもありますよね。それでも、お互いを思い合う気持ちや、尊敬する気持ちがあるだけで、認めあうこともできます。
ママリで紹介している漫画作品、『思い出小話』では、それぞれ個性も性格も違った親友が、多感な中学時代、ゆらぎの中で友情が交錯し合い、育まれていく様子が丁寧に描かれています。
今の自分の「価値観」を形成しているもの…それは、こうした日々のなかの「思い出」の積み重ねだったりするのかもしれませんね。
無理に価値観の違う人とつきあい、傷つけられたり、つらい思いをしたりすることはないと思います。時には距離を置くことも必要ですよね。でも、価値観が違っても、お互いを大切に思い合える関係はステキだなと思いませんか?
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