【SEVENTEEN】セブチを「知ってる」だった人間が沼落ちに至るまでの7日間
友達から布教を受けて、セブチ沼に足を取られて大変なことになっています。新しいコンテンツにハマりたての熱量をどうにか発散したくて、久しぶりにnoteを書いています。
いや……セブチ沼、やばいな。
布教を受けたのは先週の土曜日。今この記事を書いているのは金曜日なので、経過時間は約1週間ほど。狂ったように動画を見て、楽曲を聴いて、ものすごいスピードで勉強しています。せざるを得ない!好きになっちゃったから!!!
さて、新しい沼に来て毎回湧くのが「もっと早く出会いたかった!!涙」という感情。
もともと私は、セブチは有名なKPOPアイドルであると知っていたし、曲も知っていました。でもハマるには至らなかったのはなぜなのか?そして沼落ちできたのはなぜなのか?を、自分自身の感情の整理のために綴ってみることにしました。
もしかしたら、「セブチってこんなにいいグループなのになんで皆好きにならないの?」「友達に勧めてるのにあまり響かない」のような悩みを抱えている方に対しての、ひとつの答えになるかもしれません。
※あくまで個人の体験や感じたことであり、沼落ちしたての新参オタクが書いている記事です。その点をご了承のうえお読みいただければ幸いです。
◆どんな人が沼落ちしたのか
もともと男性アイドルグループが大好きです。
産湯は嵐。大野担として12年過ごしています。明るいアイドルソングを聴くのが好きで、他グループのシングル曲ぐらいまでは嗜んでいます。
二次元男性アイドルゲームアプリにも手を出して、約2年ほど熱が冷めていません。
熱しやすくはあるけれど、火力が最高潮になって「どハマりした!」となることはあまりありません。逆に、一度ハマったらものすごい勢いで履修を始め、年単位で飽きません。
男性アイドルはとても好きでしたが、2019年ごろまでは日本のアイドルグループにしか興味がありませんでした。決して嫌いなわけではなく「言葉が分からない」「顔の見分けがつかない」「韓国のイケメンを見慣れておらず、魅力が分からない」などの理由から、特段近づこうと思わなかったのが理由です。
私とKPOPの距離がグッと近くなったのは、友達の勧めで「Produce101 Japan」に出会ったのがきっかけです。
サバイバルオーディション形式の番組はとても面白く、私の性に合っていました。デビューを目指す練習生は、パフォーマンスを披露するための課題曲を踊ります。その課題曲として「BTS」や「Seventeen」の楽曲が採用されていたのがきっかけで、私はKPOPに触れるようになりました。このおかげで韓国芸能事務所の勢力や、「ペン」「ヨントン」「カムバ」「チッケム」などの文化について知識の下地ができました。
嵐好きから韓流アイドルに流れた友達もおり、「きっとジャニオタの素質がある人が沼落ちするだけの十分な魅力があるのだろう」と思っていました。この頃から「いつか履修したいな」という気持ちが湧いてはきていました。
でも、結局深く追いかけるまでには至らず、「番組で知ったこの曲めっちゃいいな!」と思ってプレイリストに入れたり、アップルミュージックで韓国のヒットチャートを聴くようになったりするぐらいでした。つい最近まで本当にその程度だったんです。
◆沼にハマる前のセブチの印象
実は、2019年よりもっと前、Mステか何かの日本の歌番組に初登場した回をたまたま見ていました。
VTRでどんな紹介をされたのかはっきりとは覚えていませんが、「自分たちで振り付けを考えているグループなんだ、すごいな」と思った記憶があります。
披露した曲は(たぶん)24Hで、確かに個性的な振り付けだな〜、と思いました。当時は本当にそれだけ。
「セブチはとても人気で、勢いがあって、グループで振り付けを作っているんだな〜」
というのが、ファンダムの外から見たセブチのイメージでした。
◆布教のポイント
アイドルは好きで、韓国男性アイドルに嫌悪感はないけれど、KPOPにそこまで詳しくない。そんな自分が今までセブチに興味がありつつ踏み込めなかった理由。それはやっぱり「顔と名前が一致しない」「言葉が分からない」でした。そんな自分に対して、上手くポイントを抑えた布教をしてくれたんです。
個人的に、こうしてもらえて助かった!と感じた布教のポイントを書いていきます。
①有識者の前で暫定の推しを見つける
まずはMVをいくつか見せてもらい、推しを見つけることにしました。私の場合、ジョンハンの顔に目を奪われてしまい、今現在もそのままジョンハンペンになってしまいました。
大事なのは「有識者の前で暫定の推しを宣言する」こと。その有識者が、推しがものすごく活躍している動画やビジュが抜群の動画を選んでたくさん見せてくれたおかげで、少なくとも推しの顔や体型、目立つパートなどをぼんやりと覚えることができました。
②有識者の前で、最低4人の顔と名前を一致させる
セブチ沼に入るハードル「13人を覚えるのは無理ゲー」を軽くするのにとても大切でした。13人中4人の顔と名前が一致するだけで、無理ゲーが「頑張ればイケる」程度にまでハードルが下がったように思います。
私の場合、①で決めた自分の推し(ジョンハン)と、布教してくれた姉妹それぞれの推し(スングァン、ディノ)、そして覚えやすいバーノン、ウジの計4人を一致させることができました。ここまできたら「あとは自習しておきます!」と思えましたし、実際にその後4日ほどでメンバー全員の顔と名前を覚えきることができました。
韓流アイドルへの馴染みが薄い自分的には、バーノン、ジュン、ウジ、ホシあたりが覚えやすかったです。バラエティ映像でのドギョムの笑顔もとても分かりやすいと感じました。
③パフォーマンスだけでなく、バラエティも見せてもらう
私がグッと心掴まれたのは、バラエティを見せてもらえたことが大きかったように思います。とにかくみんなよくふざけて、よく笑う。ノリの良さが伝わってきて、言葉はまったく分からなくても「気になる!」という気持ちがムクムク湧いてきました。
セブチがYouTubeでバラエティ番組を持っていることをまったく知らなかったので、それを知れただけでも大きかったです。帰ったらすぐに見よう!という気持ちで鑑賞会を終えられました。
友達が都度説明を入れてくれたおかげで、何人かのキャラもその場で理解できましたし、日本のアイドルバラエティでよく見る企画(肝試しやドッキリ、運動会、人狼ゲーム、合宿など)を全て通っていることも知れました。
④軸となる情報を教えてもらう※ただし、多過ぎないこと
鑑賞会は午後いっぱいだったので、そんなに多くのことは覚えられません。友達が出してくれた情報量が適切だったので、家に帰った後に動画を見るときも混乱せずに済みました。
個人的に教えてもらって助かったこと
・芸名と本名があるので最初は混乱するかもしれない
・中国人メンバーが2人いる
・ボーカル、パフォーマンスなどのチームに分かれている
・年齢順に並べたときの推しの場所
・推しの有名なケミとその理由(例:クパンは長男コンビで夫婦)
・日本語字幕動画が多く上がっている
上記を押さえておいたおかげで、動画を見ていて混乱せずに済みました。
◆家で自習したこと
ここからは、布教によりセブチの魅力に取り憑かれた私が帰宅後にやったことです。基本的にはYouTubeの動画を見漁っていました。
①日本語字幕つきのバラエティ番組を見る
顔と名前を一致させるためには、やっぱりキャラ付けを覚えるのが一番!と思い、まずはバラエティから見ることにしました。
ありがたいことに、バラエティ番組に日本語字幕をつけてくれている動画がたくさんあったので、まずはそれを見るところから始めました。
顔と名前が一致しないメンバーが多かったですが、見進めていくうちにだんだんキャラが分かっていき、顔と名前が一致するようになりました。
②パフォーマンスを見る
MV、ダンスプラクティス、チッケムなどを見て、振りやパートを覚えていきました。
オススメなのは、まず推しのチッケムを見ること。
なぜなら、13人で踊っている映像だと、推しを見失うからです。フォーメーションの変化も激しく、髪型がコロコロ変わるため、そもそも推しが見つからない……ということも。
そこで、チッケムで推しの動きを覚えるのが効いてきます。
セブチはところどころで踊るメンバーと舞台からハケるメンバーに分かれます。なので、「この部分で休んでいる」「この部分でメインを張っている」などの特徴を理解することで、13人の中から推しを見つけやすくなります。
③リレーダンス動画を見る
メンバーの顔と名前を一致させるために一番活用していたのがこれです。感覚としては単語帳に近い。
メンバーが順繰りにダンスを踊ってくれる型式の動画なので、顔を見て名前を当てるための練習に最適でした。例えば、一周して名前が出てこなかったのが3人にまで絞れたなら、ある程度の消去法で全員特定にまで至れます。
私の場合、最後まで覚えられなかったのがジョシュア、ミンギュ、ウォヌでしたが、ジョシュアは中国系イケメンで顔が小さくて丸い、ミンギュは正統派韓国イケメンでガタイがいい、ウォヌは細身で落ち着いた風貌、という特徴に当てはめて一致させていました。
◆7日間の勉強の成果
そんなわけで沼落ちから7日が経ち、知識ほぼゼロの状態からどこまで辿り着いたか。
まず、メンバーの顔と名前が全員一致しました!
最初は何回か見たパフォーマンスでしか見分けがつかなかったけれど、今は初見映像でもちゃんと顔が見分けられるようになりました!
ただ、本名まではまだ手が回っていません。応援の掛け声をそらで言えるようになるまでには、もう少し時間がかかるかな……という感じです。
次に、アルバム表題曲のMVとパフォーマンスは一通りさらうことができました。ユニット曲や表題曲以外の曲はこれから学んでいきます。
そして、GOING SEVENTEENの人気企画を一通り把握することができました。合宿、不眠ZERO、マフィアゲーム、論理ナイトなど。
個人的に好きな回は、マフィアダンスゲームの回と12人の影の回。ルールが初見で分かりやすく、かつ面白くて笑えました。
主に日本語字幕付きのものを見ていましたが、公式のほうもきちんと視聴しようと思います。
何より、最初にジョンハンペンとしてスタートしたのですが、7日経った今、推しが13人に増えてしまいました。
一推しがジョンハンには変わりないのですが、他の12人も好きすぎて、誰一人「推しじゃない」なんて言いたくなくて!
全員のチッケムぐらいは早くさらいたいと思っていましたが無理でした。ジョンハンの顔が好きすぎて、ジョンハンのチッケムを飽きずに何回も何回も見てしまって……相当深い沼であることを今から覚悟しています。でも、こんなにハマりがいのある素晴らしい沼を見つけて、久しぶりに心がものすごく湧き立っています。生きる活力がぐんぐん漲っているのが分かります。毎日がめちゃくちゃ楽しい〜!!!
◆最後に
新しいコンテンツにはまったときに毎回思うことがあります。それは、こんな素敵なコンテンツと出会えたのは、このコンテンツを今まで応援し支え守り抜いてきたファンダムのおかげだということ。
セブチのメンバーや運営の努力はもちろんのこと、2015年のデビュー以降、約7年の間、ファンがついて存続していなければ、私はセブチに出会わなかったかもしれない。本当にありがたいことです。
今年、13人全員が事務所との契約を再締結したこと、それを知ったCARATたちが泣いて喜んだことを知りました。13人という大所帯グループで、全員が契約再締結に同意したのは奇跡だと言われたことも。
私は本当に新参のファンで、彼らとCARATの歴史の全てを知っているわけではありませんが、セブチのメンバーが芸能活動に前向きである理由は、CARATが心からセブチを愛しており、その想いをセブチメンバーがしっかりと受け止めてくれているからかもしれないな、と思いました。
そんな素敵なグループに出会えたのが嬉しくてたまりません。
新参CARATとして、今までの歴史を学びつつ、これからのセブチを愛して応援していきたいです。