アイナナのファンに感謝している話
ここ半月ほど、比較的新しいファンの「アイナナにハマってよかった」「こんなところに感銘を受けたからアイナナが好きだ」というnoteやツイートをいくつか目にしました。どれもすごく素敵なものだったので、私も触発されてこのnoteを書いています。
私は今年の頭、2月頃にアイナナのファンになりました。このnoteで書きたいことをまとめると、
「私をアイナナにハメてくれたのは、顔も知らないファンの皆さんです。超絶感謝!」
という話です。
以下、経緯や理由を長々と書いていますが本当にそれだけです!自分の感情整理の備忘録の意味合いが強いので、興味がある方はよければお付き合いください。
◆アイナナを知ったきっかけは友達だった
私がアイナナというコンテンツを認識したのは、2018年の夏頃。長年付き合っているオタ友が突然TLで「アイドリッシュセブンやばい……やばい……」と呻いていた。ツイートを遡ってみると、どうやらその子は「ナナライ」なるもののディレイビューイングを見たらしい。それが「アイドリッシュセブンという二次元アイドルコンテンツのライブ版」ということも、少し調べれば分かった。
そのときはなんとなく「へえ、ナナライっていうのが良かったんだ。新しいコンテンツにはまって楽しんでいるようで何よりだ」と思ったのだけど、その後が驚きだった。
その友達は久しぶりに同人誌を出した。
ジャンルはもちろんアイナナ。
私はそれはもう驚いた。
その頃の友達はしばらく同人誌を出していなかったからだ。
TLの様子から、仕事がひどく忙しそうなのが読み取れていた。生活ができていることが奇跡では?レベルで仕事漬けになっていて、ものすごく心配だったのを覚えている。
そんな多忙の中で、彼女は本を出した。
漫画を描きたい、本を出したいというエネルギーが湧いてくるほど、アイナナは面白いのか。
と、衝撃を受けた。
衝撃は受けたけれど、当時の私はアイナナをダウンロードするまでには至らなかった。
自分の中でものすごくアツいジャンルがあり、熱を全てそのジャンルに向けていたからだ。新しいコンテンツに手を出す余裕がなかった。
もし、この友達が近くに住んでいて、円盤での布教を受けていたとしたら話は変わっていたかもしれない。こう考えるとつくづく、ハマるのはタイミングだなぁと思う。
けれどこの時期を境に、「仕事大変」一色だった友達のツイートに「アイナナのことを考えたら頑張れる」といった前向きな言葉が並ぶようになったのがものすごく印象に残っている。パワーのある作品なんだな、という認識が脳に刻まれた。
私の中の「いつか履修してみたい作品リスト」にアイナナが入ったのは間違いなくこの友達のおかげだ。
◆アイナナを始めようと思った動機
そんな私が実際にアイナナを始めたのは今年の正月休み。
始めたいと思った動機は、
「アイナナのファンになったらめっちゃ楽しそう!!」
これに尽きる。
2019年の年末、ツイッターのトレンドに突如現れた「#白く染め上げろ」「#黒く塗りつぶせ」という対のワード。
少し調べると、発端はこのツイートだと分かった。
なるほど、あのアイナナのプロモーションか!と思ったのだけれど、このプロモーションはすごく異質に感じた。
ハッシュタグからツイートを辿っていくと「アイドリッシュセブンやばい」「最高」「次元超えてきてる」と興奮した感想ばかり。あまりの熱量に興味を惹かれてもう少し調べてみると、どうやら「アイナナ世界で毎年年末恒例となっているブラホワという歌番組が、あたかも現実でも行われるかのようなプロモーション」を狙ったものだと分かった。
「『年末はブラホワ』がリアルで体感できるなんて!」
「街行く人が足を止めて『何何?アイドリッシュセブン?』って反応するのがやばい……アイナナは現実だった……?」
「アイナナの運営は、本気で次元の壁を越えに来てる!」
そんな感想が多くリツイートされていた記憶がある。
ファン達が口々に運営を褒め称えて興奮している姿を目の当たりにして、面食らった。
何、このコンテンツ!ファンになったら絶対楽しいじゃん!!
アイナナのファンになったら、私もこんなに楽しめるの!?そんなの絶対始めたいじゃん!
当時の私はアイナナの内容を知らなかったので、ブラホワがなんなのかも、IDOLiSH7と戦っているグループの名前も知らない。それでもそう感じずにはいられなかった。それほどにファンの熱量が凄まじかった。
前述した友達が、アイナナ履修後にイキイキとしだしたときのことを思い出した。このコンテンツ、何か不思議なパワーがあるのかもしれない。改めてそう思った。
ブラホワの一連の広告は確かにすごかった。けれど私が「アイナナ始めたいな」と思った動機は、その広告を見て喜んでいるファンの姿が楽しそうだったからだ。
私の「いつか履修してみたい作品リスト」にはたくさんのコンテンツが詰まっている。その中からアイナナが頭ひとつ突き抜けたのは、間違いなくファンの熱量のおかげだ。
◆実際ハマってからの感想
正月休みでアプリをプレイ→アニメ1期再放送の流れが私にとって都合がよかった。アニメを見つつ、一月半かけてストーリーを完走した。
この記事の趣旨が「アイナナにハメてくれたファンに感謝」なので、わざわざ書かなくても分かるかもしれませんが、
もう、めちゃくちゃ楽しいです。
人生が彩られた、という表現がぴったりかもしれない。
シナリオのクオリティ、キャラの魅力、コンテンツブランディング、どれをとってもクオリティがものすごく高い。作品として履修するの、本当におすすめ。
何より、ファンの盛り上がりがすごい。
個人的にすごいと思ったのが、先日の「リスポ1000万回再生」だ。
アイドリッシュセブンの象徴と言っても過言ではない「リスポ」のMVが、先日1000万回再生を成し遂げた。(達成した7/16から10日と立たず+6万再生されてますね!すごい!)
おめでとうツイートがたくさん行われ、「リスポ1000万回再生」はトレンドにも載った。運営からのお祝いツイートを待たずして。
ファンがめでたいと思ったから祝った。運営からお知らせがあるより前にトレンドに載るほど祝った。それってすごいことだ。ファンからこんなにも愛されるコンテンツって、純粋にすごいと思う。
私ももちろんツイートした。トレンドに載った瞬間にはワクワクして、嬉しくてスクショも撮った。
ファンの盛り上がりに参加できている。その楽しさは、間違いなくアイナナがくれたものだ。
まだ半年しか経っていないけれど、アイナナのファンになって良かったと思える瞬間はたくさんあった。いちファンとして、他のファンと一緒にわーっと騒げるのがたまらなく楽しい。
ファンがコンテンツを楽しんでいる姿って、いちばんの広告なんじゃないかと思う。
少なくとも私は、その作品の面白さを聞くよりも、「その作品を好きになったらどんなに楽しくなるのか」を目の当たりにしたほうが興味が湧いた。「いつかやりたい」から「今やらなきゃもったいない」に変わった。
なので伝えたい。
アイナナ楽しい!アイナナ最高!と叫んでくれるファンの人たち、本当にありがとうございます。
ファンの皆さんがアイナナの楽しさの熱度を教えてくれなければ、私がこんなに楽しい思いをするのはもっと先だったかもしれません。
多くの方が言うように、もっと早く知っていれば……と後悔することも多々ありますが、今からでも全然遅くない、5周年を一緒に迎えられるのが幸せだとすら思います。今後のアイナナが楽しみです。5章の更新では、ファンの皆さんと一緒に叫びや呻きをあげていきたいです!
まとまらない文をここまで読んでくださった方がいましたら、お礼を伝えさせてください。どうもありがとうございました!
(7/24追記:たくさんの方にお読みいただきありがたい限りです。読んでいただき感謝いたします。一部、文章や年代表記が誤っていた箇所を修正しました。ご了承ください。)