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カフェがあるからこそ意識できる、ママたちのリアル

おはようございます、ママプラス担当の山口です。

ここ数日は、ママプラス初の実店舗、「ママプラスカフェ」でお仕事をしています。

昨年12月にオープンし、常連さんも増えてきて、いよいよこれから!というときにコロナ禍に見舞われたママプラスカフェ。

今年の4月に次男の育休から復帰したばかりの私にとっては、カフェ勤務=「全世代対象のテイクアウト販売」からのスタートでした。

そんなコロナ禍真っ最中のママカフェ勤務を通して、感じたことを少しだけ。

世代を超えて共感される「ママの大変さ」

これまで「ママ向け」に特化してカフェの集客をしてきたこともあり、いきなりのターゲットチェンジに最初は苦戦…。

それでも、チラシを配ったり、呼び込みをしたり、とっても地道なアプローチをしていると、常連のママさんはもちろん、子育て世代以外の地域の方からも足を運んでいただく事が増えてきたのです。

(「ここにカフェなんてあったのね!」と言われるたびに広報の力不足を痛感…うぅ…)

そんな中、テイクアウトランチを買いに来てくださったご婦人とお話する機会がありました。
お弁当ができるまでのほんの数分でしたが、今でも忘れられない言葉があります。

「こういう場所が私の子育て中にもあればよかったわ。ぜひがんばってね」

本当に何気なく、帰り際にさらっとかけてくださった言葉でしたが、なんだかはっとさせられたのです。

子どもを授かってからの「大変さ」は長い間変わっていないんだな、とあらためて気づかされたと同時に、「この場所を守っていかなきゃ」という使命感に火をつけていただいたような、そんな出来事でした。

店内利用を再開してから

緊急事態宣言が解除された今月からは、ママプラスカフェも人数や時間を絞りながら少しずつ店内利用を再開。
店内にもお子さんたちの元気な声が戻ってきています。

私にとってははじめての店内接客が始まったわけですが、利用しているママさんを見るたびに、先のご婦人の言葉が浮かんできます。

「ねんね期や動きたい盛りの時期の子連れだと、椅子だけのカフェは入りにくいんですよね」

「ママカフェは時間課金制のところが多いから、せっかく息抜きしても帰り際に焦っちゃって…」

現在男子2人を育てている私も首がもげるほど頷きたくなるような、共感まみれの毎日です。

そんなリアルな声をひろって、企業やその先にある社会に届けるのが、今、私たちがしている仕事なんだと、リモート在宅勤務でPCと向かい合っているだけでは気づけないことをカフェ勤務では教わっているような気がしています。

今、私たちにできること

コロナ禍を経て、ママたちの価値観もまた変化してきているなと、アンケートやカフェを通じて感じています。

子育ては本当に大変で、子どもの成長とともに次から次に直面する問題が変わっていって、「今はここが困る!」と声をあげている暇すらないママはたくさんいます。

少しでも楽しく、少しでも前向きに、ママたちが子育てできるよう、その意義を忘れずにママプラスと向き合っていきたいと思います。

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