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最後の旗振り当番を終えて
子どもが今度の3月で小学校を卒業するので、今朝は最後の旗振り当番でした。うちの地区は在学生の世帯が多いのか、当番のローテーション頻度は毎学期たった1回、そしてコロナの一斉休校もあったので、回数としては6年間で16回?だったでしょうか。毎回夫婦で参加しました。とても楽しかったです。
(ちなみにそのうち一回は朝ドラ(カムカム?)を見ていて当番をすっかり忘れてしまいました。朝ドラ始まる前まではちゃんと覚えていたのですが。。)
当番の流れは、7時半にスクールゾーンエリアを指定する「馬」を出し、7時50分頃から腕章つけて旗を持って危ない交差点に立ち、子どもたちに挨拶をしたり、子どもと自転車との接触事故を防いだり、スクールゾーンに侵入しようとする乗用車の運転手をにらみつけたり(←)するおしごとをして、8時半には「馬」を片付けます。
最初の頃は、腕章つけて立ってるだけで中高生(卒業生?)から挨拶されたり、自転車の大人たちにねぎらいの挨拶されることに驚きました。自分もそれを見習って、旗振りの時間帯に出かける時は当番の方にきちんと挨拶をするようになったりしました。
この2年位は幼児を自転車に乗せた若いお父さんからさわやか元気に挨拶される機会が増えて最初はドキっとしたけど(スタバのスタッフようなさわやか男性が苦手^^;)それも日常化しました。そんな風に、ただ交差点に立つだけでも【時代】を定点観測できる時間でした。夫もコロナ前は会社に「旗振りあるので遅刻します」と届けてましたが、今では家に戻ってパソコン立ち上げて始業に間に合ってしまう。(←)これも時代の変化です。
あと、自分の子が大きくなってくると、世界中の子どもも同じペースで大きくなるような錯覚に陥ってしまうのか、最近は小さな1年生さんが大きなランドセルを背負っている姿や屈託のない笑顔でこちらを見上げて挨拶をしてくれる姿を間近に見て、その小ささ・幼さに新鮮に驚いてしまう感覚があったりしました。
交通事故や変な事件の起きない通学路を守るために、自分の子の卒業後もできる範囲の目配りはしていきたいなあ、という気持ちを植え付ける機能が旗振り当番には確実にあるように思います。