桜が咲いて、あの曲を聴いて、いつも想うあの春のこと。
今年も桜が咲いた。
桜が咲くと、いつも聴きたくなる曲がある。
槇原敬之の「LOVE LETTER」と、
柴田淳の「桜吹雪」。
聴いて、あの日の春を想い出す。
あの春、私には2年の間に3回も
「友達以上にはみれない」って
フラれた好きな人がいて、
その人にもう告白はできないから、
だったら友達でいいからそばに居たいと
強くつよく願ってた。
友達でいられれば、
ずっとそばにいられると思ってた。
距離ができたら、
努力しないと友達でいられないなんて
思わなかった。
なんて、能天気な私。
恋が実らなかったからかな。
別の人と結婚して、
子供が産まれて、
あの頃から15年も経ったのに、
春になって想い出の曲を聞くと
今でも涙が出てしまう。
そんな大切だった彼のことを、
今年の春も想い出す。
あなたは、今何をしていますか。
誰と一緒にいますか。
大切なひとはできましたか。
今、幸せですか。
どうか、彼が幸せでありますように。
私にできるのは、あの時も、今も、
彼の幸せを願うことだけだ。
大好きだった君へ。