相談(10)目標設定に負けてしまう自分が嫌になります
「オンラインみんなの子育て相談室」は、
皆様からいただいたお悩みや質問をもとに、
心がちょっと軽くなる考え方のヒントを一緒に考えていく
子育て世代のための相談室です。
解説:かわてみか(み) インタビュアー:高田ともみ(と)
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やりたいことが見つかったはいいものの、
目標が大きすぎてゴールが果てしなく遠く感じる。
そんな時、目標に着実に近くためのマインドの保ち方は?
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Q. 大きな目標を掲げすぎて、達成できずに落ち込むことがある自分をなんとかしたいです。
と:はい、これまた私からの質問です(笑)。
私の場合は、目標が大きいほうがテンションが上がって頑張ろー!ってなるんです。でも途中で、目標設定が大きすぎて、全然たどり着いている感じがしなくて茫然としてしまうことがよくあります。
み:それでテンションが上がるなら、その目標設定でいいんですよ。でも疲れてしまうならちょっと視点を変えてみましょうか。
前回お話ししたように、私は目の前のことをコツコツとやるタイプなので、高すぎる目標はあまり意識しないんですね。今私にできることはないかなと考える。そして、それを淡々とやる。
と:いつも 高い目標は掲げないんですか?
み:私はそれでしんどくなるとわかっているので。高い目標に向かって、できていない自分を意識するよりは、今日できたことを見つめるようにしています。
と:でも、淡々とやるだけだと、日々の業務が作業っぽくなって飽きたりはしませんか? みかさんはどんなふうに自分のテンションを保っていってるんですか? (前のめり)
み:そうだなあ……。一つは、やることを細かく書き出していますね。
と:うん? どのくらい細かくですか??
み:例えば、洗濯物一つとっても、「干す」「取り入れる」「たたむ」があるという感じです。ご飯作るのでも、「お米をとぐ」から「盛り付ける」まで。細かいプロセスをいっぱい書き出して、終わったら消していくなりして、チェックが入ったリスト見てすっきりするんです(笑)。
と:なんと! それ、めちゃくちゃ達成感ありますね!!
み:これって、本当になんでもない、当たり前のことでも、やれた自分を褒めていくってことなんです。朝起きて、お化粧するでしょ、セットするでしょ、カメラオンしてライブ配信しているでしょ、私えらい!って(笑)。
と:当たり前にできている自分を褒めるなんて……。今まで全くそれをやってきてない自分に愕然とします。
み:当たり前だと思っていると淡々とやる、こなす、ということになっちゃうんですね。でもその一つ一つが、高い目標に一歩ずつ近づいていっていると思たら、強いですよね。
と:こ、これは……めちゃいいこと聞いちゃった気がします。タスク、ものすんごい細かく書き出してみます!
この オンライン子育て相談室は、
市民団体「ママと暮らしのデザイン社」
との共催で開催したインスタライブをもとに再構成したものです。 解説: かわてみか(おやこコーチングmamanoria)
HP https://coaching-ehime.com/
取材: 高田ともみ(編集者/作文教室の先生)
Note https://note.com/tomomitakada
協力: 視聴者の皆さん
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