相談(11)片付けが苦手な自分をどう受け入れたらいいですか
「オンラインみんなの子育て相談室」は、
皆様からいただいたお悩みや質問をもとに、
心がちょっと軽くなる考え方のヒントを一緒に考えていく
子育て世代のための相談室です。
解説:かわてみか(み) インタビュアー:高田ともみ(と)
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片付けは苦手だけれど、
部屋が散らかっているのも落ち着かない。
片付けをするときの、大切な心構えとは。
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Q.片付けが苦手です。苦手な部分として受け入れなければと思いつつ、それで私が一日中片付けしているのも嫌だし、散らかっているのも嫌なので、どんなふうに片付けを受け入れたらいいのか模索しています。
と:今回は、視聴者さんからのご相談です。片付け、私も苦手です! 苦手意識があると、ますます遠ざかってしまいますし。
み:そうですよね。私も同じだったからわかります。散らかしたものは、この子が片付けなきゃいけないのだから、と思って放っておくけれど、それでも子どもはやらないから、ますますイライラするんですよね。”子どもが散らかしたのを私が片付けてやっている”、から入ると、意地でも片付けてやるか!ってなってしまう。
と:自分のためにというより、家族のために片付けてやっている気持ちが強くなるときってありますよね。みかさん、こういう場合は何を受け入れなきゃないけないんでしょう?
み:これはもう、自分がやりたいからそれをやる、にシフトすることが大事ですね。
と:自分がやりたいから、片付けをする!
み:私も、自分がごきげんで、気持ちよく過ごすために何をするか、を考えて家事をするようにしたら、とてもスッキリしました。子どものものは、子ども部屋に押し込んだりしながら(笑)。
と:なるほど〜(笑)。
み:そのためには、片付けするとき、どこがどんなふうにきれいになっていたら、自分にとって心地よいのかを意識するといいです。
と:片付けそのものではなくて、自分の心地よさに集中するわけですね。
み:そうです。自分にとって心地よい状態がわかっていれば、あとはそこに取り組んでいけばいいわけだから、子どもの行動でイライラすることは少なくなりますよね。
と:あ、これ今思いつきましたけれど、片付けをちっちゃなタスクにしてあげるのもいいんじゃないでしょうか? ぬいぐるみを移動しただけで私すごい! と褒めていくというか。
み:そうそう! それだけですごく偉いですよね! そんな考え方にシフトできたら、子どもも案外"ありがと"って言ってくれたりするもんです。やっといてあげたわよ、だと言ってこないのに、自分が気持ちよくなるために淡々と片付けているとお礼言われる。なんか、本人から出てるものが違うんでしょうね。
と:夢も片付けも、自分の心地よさを大事にするっていうのが大前提なんですね。
み:はい。ママは自分の機嫌取りをしっかりやっていきましょ~
この オンライン子育て相談室は、
市民団体「ママと暮らしのデザイン社」
との共催で開催したインスタライブをもとに再構成したものです。 解説: かわてみか(おやこコーチングmamanoria)
HP https://coaching-ehime.com/
取材: 高田ともみ(編集者/作文教室の先生)
Note https://note.com/tomomitakada
協力: 視聴者の皆さん