世界気候アクション
今日(9/30)の朝日小学生新聞では1面に「世界気候アクション」が紹介されていました。2018年にグレタ・トゥンベリさんが始めた「Fridays For Future (FFF)」が企画した環境活動で、2020年は9月25日(金)に日本をはじめ各国で開催されました。
FFFのホームページには、その活動目的「TAKE ACTION」として、
The earth is warming and people and animals are already dying from floods, drought and storms.
But there is still time.
Brave people all over the world are standing up to protect the world we love, our only home in the universe.
Everybody can do something.
No one is too small to make a difference.
と記載されています。最後の一文“No one is too small to make a difference(変化を起こすのに、だれ一人として小さすぎるということはない)“という言葉には、強いメッセージを感じます。
ここ数年、各国で発生した自然災害などのニュースを目にするたびに、地球温暖化の影響、気候変動によるインパクトが、いよいよ目に見える形で私たちの日常生活を脅かすようになってきたと危機感を抱きます。気候変動への対応は、私たち大人が今まさに、個人・企業・政府などの形態を問わず、解決に向けて全力で取り組まなければならない喫緊の重要課題です。実際に、脱炭素化、再生可能エネルギー、海洋プラスチックごみ問題などの諸課題の解決に向けて、企業・団体が時には政府・自治体とタグを組みながら、日々、さまざまな取り組みを進めています。
こうした取り組みを、地球の続く限り推し進めていくには、子どもたちへの教育も大切です。例えば私は、学校の義務教育課程に新たに「環境」という科目を追加してはどうか?と思ったりもします。大人の私自身も「環境」について体系的に学びたいと思っていますが、小さなときから身につけていく義務教育の内容は、のちに一人ひとりの「思考」の土台となるからです。
マザー・テレサの言葉に、以下のような名言があります。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
もし一人ひとりの「思考」の中に「環境」視点が組み入れられたら、それはいずれ、一人ひとりの「行動」や「習慣」の変革につながります。一人ひとりの環境に対する意識、行動、習慣が変われば、それは大きな大きなパワーとなって、地球環境を好転させることにもつながるのではないでしょうか。
先のFFFの「No one is too small to make a difference」という一文や、マザー・テレサの言葉に、そんな期待を抱きつつ、子どもたちに地球環境について考える機会を与えていきたいと思います。それがまた、一人の親としての私ができる“make a difference”です。
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