シェア
〜
2022年6月12日 22:04
男は死体が好きだった。それはとても猟奇的な趣味であるが、彼には関係が無かった。だが、好きだからと言って殺めたことは無かった。人間も、その他の動物も。とにかくそれらは彼の対象では無かった。生きていたから。晴れた日、とある家族が山へキャンプに出かけた。テントを張り、バーベキューをして、マシュマロを焼いて、最大限楽しんでいた。一人娘はとても幸せだった。いつにも増して両親が笑っていたか