見出し画像

「アーティストの冬眠@信州」/松本 2025 Artist in Hibernation

「アーティストの冬眠@信州」/松本 2025

わたしの窓からはココスが見える 北西のそれは黄色の看板建築
栞日INNは縦長建築、鍵がじゃらじゃら与えられ上り下りする1週間

アルピコの地下は沈鬱な午前、午後から後は学生の自習室となっていた
赤羽のフードコートを思い出した、急に、ダイエーの硬いイス、硬さは同じだった、なぜって?、最後に自分も座ってから帰京したからだ

そう、そのココスは庭付きで大賑わい。みんなの居場所だ
パルコ閉店のタイミングだった
ーヴィレッジヴァンガードの9割OFFセールなのに大量の売れ残り、誰にも買われないものたちの棚に囲まれた空間があったということだった 最後のパレードを2月末に執り行ってから でもイオンがある サイゼリヤもある。
自主インディペンデントアート展示、メディアガーテン、ガスト、井上百貨店も閉店で、終わりの街、始まりの街に出くわしたようだった。誰が? ダイソー、無印、カレーフェス、国宝

ああスナック居抜きのタイ料理屋さん、昼間っからいつまででも居られそうで雑談弾んだなあ、ダラダラダラ
追加注文しないと追い出しをかけられる老舗喫茶店はタバコの匂いがついてきた、銭湯、氷点下の室内など。全ては冬眠だった
出来たてのパン食べたかった、行けた古本屋、イケてた古本屋、いけなかったイベントスペースもあった、みんなのテンホウは優しいまろやかタンメンだった 
マイナス8度はきつかった 
知らない自転車に乗った罪滅ぼしに、固まった糞をふきふきした、サドルの、あれはどの鳥からの?、夕方になると4ケタはくだらない鳥らの群舞が見られた、中原浩大さんの時間を想った、ちゅん

special thanks 栞日


いいなと思ったら応援しよう!

a・i
頂いたお気持ちは、今後の活動の原資に致します。