自己肯定感を高めるには「褒める親」よりも「気づく親」になろう!
子どもの自己肯定感を上げるために思い浮かべることはまずは褒めることを思い浮かべると思います。
出来たことを褒めることはとてもいいことだと思いますが、「褒める」という行為を「能力」や「結果」を注視することはよくありません。
「出来るようになったことだけ」を褒めることで、子どもが出来なかったときに「もっと頑張りなさい」という言葉がけに変わってしまいます。
結果だけを評価されることは子ども自身の頑張りや努力を度外視してしまう恐れがあります。
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成果よりも子どもの地道な努力や小さな成長を評価するよることが大切です
子どもの自己肯定感を支える根っこは、出来たことを褒めることよりも、無条件に子どもの存在を受け入れる「居場所」を作ることが大切です。
子どもがなにかを達成したとき、結果そのものではなく、子ども自身がどのように努力をしたのか、ということを評価することが重要になります。
「愛されている」「認められている」と思うときはどんなときでしょうか?それは誰も気づないような地道な努力、小さな成長に気付いたときです。
「本当は弱い自分」「自分のだめなところを含めて受け止めてくれる」
それが本当の「愛」だと思います。
受け止められた子どもは出来ないかもしれないことに挑戦しようとするとき「大変そうだけど、ママやパパが喜んでくれるからチャレンジしてみようかな」と思うようになります。
出来たら褒めるということも大事ですが、さらに深く「挑戦したことそのもの」つまりプロセスを認めることが、自己肯定感を育むことになります。
子どもの自己肯定感を高めてくれる言葉とは、「出来た」という結果よりも、大事なことは小さな、自分でも気付いていなかった成長や努力に気付いてあげる言葉がけが大切だと僕は思います。
【具体例】
・テストのいい結果を褒めるとき
→週末によく勉強していたからだね(子どもの頑張りに気付く)
・知識が身についているとき
→植物や虫のことをよく知っているね、図鑑を見ているからだね(子どもの興味に関心を持つ)
・子どもの絵を褒めるとき
→〇〇ちゃんの絵を見ているとパパやママは幸せな気持ちになれるよ(子どもの「居場所」を作る)
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