第16回活動日「こどもを守る防災」
こんにちは!
京都府の丹後で活動中の防災ママサークルままもりっこです♪
ままもりっこでは、子育て世代の交流と防災の学びの場をつくることで「孤育てさせないまち」を目指しています。
非常時には人と人とのつながりが必要不可欠であり、つながりこそが最大の防災だということをコンセプトに活動しています。
2024年1月1日16時10分に発生した令和6年能登半島地震により、
お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、
被災されました皆様に心からお見舞いを申し上げます。
活動内容
2024年1月の活動は「こどもを守る防災」です。
ままもりっこ代表でもある三児のママ防災士の坂中綾香が講師を務めます。
ライフラインが止まったら…
非常食が足りなかったら…
そんなときに家に
いつもあるものでこどもと一緒に作って食べられるものが
あったら少しホッとしないかなぁということで、
ポリ袋クッキングの体験もしました。
備蓄にもおすすめのカセットコンロがあれば高密度ポリエチレン袋を
使用してホットケーキミックスで蒸しパンを作ることができます。
ホットケーキはそれだけでほんのり甘いですし、
牛乳だけでなく水や豆乳、野菜ジュースでも作れます。
材料も変えるだけでおかずにもおやつにも変化します。
ポリ袋に材料は入れてもみもみして混ぜるだけ!
あとは沸かした湯の中に入れて湯煎して放置します。
(蒸しパンといえるのかは謎ですが)
ホットケーキミックス50gを使用して1人2種類を作ります。
アレルギーがある方、大人とこどもの味の好みに合わせて等
それぞれ分けてつくることができます。
また、洗い物も少なくこどもと楽しみながら作れます。
蒸しパンができるまでの時間はこどもを守るためにどのような
備蓄をしたり家族で話すといいかをお伝えしました。
お母さんが防災意識を持つとその家庭の防災意識がぐんと
上がります!!
防災用品や非常食はお金もかかるし何を選べばいいかわからない
方も多くいらっしゃると思います。
無理なくできそうなことをご紹介しました。
蒸しパンはどんな味?
さてさて、肝心の蒸しパンはできたかな…
自分で作った蒸しパンを開けて「わぁ~できてる~!」と
いう声があちらこちらから聞こえてきました♪
ホットケーキミックスも米粉もうまくできました。
具材も違ってそれぞれオリジナルの蒸しパンです。
食べてみると温かくてほんのり甘くて美味しい!
こどもも大人もパクパク食べられました。
意外だったのが使用した粉は50gなのにお腹にたまったこと。
1袋200g入りのものだと4人家族の立派な朝ごはんになりますね。
ままもりっこの運営はいつも参加者に助けていただくので、
助け合い支えあいの光景を見ると嬉しくなります。
各テーブルでははじめましても、お久しぶりも、みんなで
ワイワイお話しして交流する姿も見られます。
ままもりっこは赤ちゃんを連れて参加しやすい場所にしたいと
立ち上げ当初から思っていたことなので小さな赤ちゃんを
連れてきてくださることがとっても嬉しいです♡
みんなの癒しです。
参加者の感想
思っていたよりも簡単につくれて美味しかった!!
という感想を多くいただきました。
帰ったらこどもと作ってみますという方もいらっしゃり、
家庭での防災意識を持つきっかけにしていただけたかと思います。
非常食の備蓄ももちろんとても大切ですし、必要です。
ですが、もしライフラインが止まったとしてもポリ袋クッキングの経験が
あると家の中にあるものでできる選択肢は増えるかもしれません。
防災は親だけが知っていてもこどもを守りきることはできません。
こどもに自分自身の身の安全の守り方や防災知識を話すきっかけにも
ぜひ親子で一度試してみてください。
ポリ袋クッキング(蒸しパンレシピ)
【材料】(1人分)
ホットケーキミックス(※1) 50g
水(※2) 50ml
好きな具材 バナナ、チョコ、コーン等
※1 米粉ホットケーキミックスや米粉+ベーキングパウダーでも代用可
※2 牛乳、豆乳、野菜ジュースでも代用可
【つくりかた】
1,ポリ袋の中にホットケーキミックスと水を入れて揉みこむ。
2,1にお好きな具材を入れて(なしでも〇)、空気を抜いて口を結ぶ。
3,鍋に耐熱皿を底に敷いて、湯を沸かす。
4,沸騰したら2を投入して弱火で蓋をして15分待ち、
火を消して5分そのまま蒸らす。(100g以上の場合は弱火30分)
災害時を想定してなるべく計量の手間がかからないように材料は
1:1にしています。
液体っぽさが残っている場合は火の時間を調整してください。