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第29回「お味噌は立派な保存食」

こんにちは!
京都府の丹後で活動中の防災ママサークルままもりっこです♪

ままもりっこでは、子育て世代の交流と防災の学びの場をつくることで「孤育てさせないまち」を目指しています。
非常時には人と人とのつながりが必要不可欠であり、つながりこそが最大の防災だということをコンセプトに活動しています。


今月の活動内容

2月に入り、最強寒波や最長寒波の到来で京都府北部は大雪になりました。
みなさんの地域は雪害は大丈夫でしたか?

天気を見ながら開催できるかひやひやしたものの、2月の活動も無事に開催することができました。
2月は前年度に引き続き、丹後町にある株式会社野木源の依子さんに講師をお願いして、お味噌づくりをしました。

防災とお味噌!?

なんで防災サークルがお味噌づくり!?と聞かれることも多くありますが、お味噌って昔から日本人に親しまれている保存食のひとつですよね。

防災だから非常食とか防災クッキングとかももちろんおすすめしたり、体験することもあります。
ままもりっこが伝えたい防災はあくまで「日常の中の備え」なんです。

子育てに、家事に、仕事に、毎日忙しくてあっという間に過ぎていく現役子育て世代のママたちは日常が毎日精一杯。(少なくとも私がそうです!)
そんな中でできる備えって限られていると思います。

でも生活の中でご飯は毎日つくるし、お味噌って常備している家も多いのではないでしょうか。
そんなお味噌を防災にも活かせたら、丹後の食材を使ってお味噌づくりしてみたら、楽しく備えにつながるのではないかと思うのです。

丹後はお米づくりも盛んに行われているので、お米はたくさんある家も多いです。
もしもの時に、お米とお味噌があればそれだけでごちそうになります!
食べなれた味は、災害時に疲弊した身心にもきっと染み渡るはずです。

オール丹後産のシンプルな材料

都会育ちから丹後に嫁いできたママも多いのですが、はじめはお味噌って買うものだと思っていました。

実は難しそうに見えて簡単な材料のみでつくられており、さらに野木源さんのお味噌は究極のシンプルさ!
・丹後産の大豆(今期は与謝野町産だそうです)
・琴引の塩
・野木源産のコシヒカリを白杉酒造で加工したお味噌用の米麹

原材料の生産者まで見えるため安心安全かつ、美味しさも間違いなしです!
こどもにも食べさせたいお味噌ですね。

シンプルな材料で安心のお味噌


レッツお味噌づくり!

さていよいよお味噌をつくります!
赤ちゃん連れがいっぱいでおんぶされている子、寝ている子、ニコニコ笑顔の子、ママにひっつく子、泣いている子、みんな可愛い…笑
そしてママがたくましくて本当かっこいいです。

味噌つくるよー!

朝から大豆は柔らかく炊いていただいておりました。
まずは米麹と塩を量ってまぜまぜします。
少しお兄ちゃんの子は自分でまぜまぜにぎにぎ体験もさせていただきました。

自分でまぜまぜできました♪

そこにミンチにした大豆を投入して、さらに均一になるようにまぜまぜしていきます。
さらに大豆の煮汁(あめと呼ばれていました)を投入して柔らかくしていきます。

混ざったらハンバーグのように空気を抜いて、大きな桶に投げ込む!!!
日頃のストレスを発散するかのように投げまくるママたち。笑
みなさん上手でした!

丸めて投げる準備

楽しくて、和気あいあいとした雰囲気の中で味噌づくりをさせていただきました。

また会いましょう♪

お味噌は出来上がりが10月以降ということで、秋冬のお楽しみができました。
熟成されたお味噌はさらにこっくりと色濃くなって良い香りがするんです。

熟成前のお味噌

また、お味噌の出来上がる頃にみんなでお会いしましょう!

体験後には、美味しい野木源さんのおはぎとお茶をいただきました。
ありがとうございました!

楽しかったね

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