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防災勉強会 Vol.2「抱っことおんぶの防災講座」

こんにちは!
京都府の丹後で活動中の防災ママサークルままもりっこです♪

ままもりっこでは、子育て世代の交流と防災の学びの場をつくることで「孤育てさせないまち」を目指しています。
非常時には人と人とのつながりが必要不可欠であり、つながりこそが最大の防災だということをコンセプトに活動しています。


防災勉強会とは

今年度から新しく取り組みはじめたのが防災勉強会です。
Vol.2は2024年9月18日に開催しました。

▼防災勉強会 Vol.1の記事はこちら

普段のサークル活動とは別に、もっと防災のことを深く学びたい!
本気で取り組みたい!詳しく知りたい!といった防災に関心が高いママに向けた活動です。

今回のテーマは「抱っことおんぶの防災講座」です。
講師は徳島県在住の防災士、藤村圭織さんです。

徳島県には、子育て世代へ災害への備えの重要さを伝える活動をされている徳島ママ防災士の会Switchという団体があります。
圭織さんもそんなSwitchのメンバーです。

実は、ままもりっこ立ち上げ1年目の第4回「防災×子育て×ヒト」で東日本大震災の被災者講話をしてくれた講師の樫本里奈さんが春に豊岡から徳島に転勤になったことがキッカケでご縁がつながりました。
夏休みに徳島へ行き、Switch代表の恵さんとメンバーの圭織さんには実際にお会いすることもできました。

徳島でSwitch×ままもりっこ

抱っことおんぶの防災講座

今回の防災勉強会はオンラインで開催しました。
圭織さんは防災士でもありますが、ベビーマッサージを中心にベビー系教室を開催したり、抱っことおんぶの講師としても活躍されています。

抱っことおんぶの防災講座 講師:藤村圭織さん
【講座の内容】
✓ 子育て家庭でおさえておきたい防災の基本
✓ 安心できる密着した抱っことおんぶ
✓ 緊急時の抱っことおんぶのヒント

親子で安心できる抱っことおんぶ

圭織さんの防災講座はまずわかりやすい!!!
なぜそうするのか?とシミュレーションがたくさん講座の中に入っており、イメージしながら防災のことを学ぶことができます。ママ目線、女性目線だからこそリアルで、自分や家族の場合はどうだろうと置き換えながら考えることができました。

抱っこ紐の使い方

手持ちの抱っこ紐に合わせて赤ちゃんとぴったり密着して抱っこする方法を教わりました。
抱っこ紐の調整をせず身体に合っていないまま抱っこをすると、ママも赤ちゃんも負担が大きくなりしんどくなるそうです。

教わった方法で抱っこしてみると、何倍も身体がラクに感じます!
自分が今までかなり低い位置で抱っこしていたのだと気づきました。

抱っこ紐を調整してみよう

避難のときはベビーカーなどではなく、主に抱っこ移動になります。
赤ちゃんだけでなく、未就学児や小学生の場合もケガやその時の状況によっては自分の足で歩けない可能性があることを聞いて、ハッとしました。

普段からこどもを抱っこやおんぶする練習だって必要ですよね。
「抱っこは赤ちゃんだけ」は自分の思い込みだったのかもしれません。

非常時の抱っこやおんぶ

非常時にそもそも抱っこ紐が手元にあるかわかりません。
そんな時に身近なものを代用することができるそうです。

ただし、これも万能なわけではありません。
「非常時にこんな方法が使える!」といった部分だけがよく取り上げられがちですが、大切なのはそこじゃないんですよね。
そこをしっかりと伝えてくださる圭織さん。
安全面のことを考えると誰でも手軽にできることではないし、非常時こそ慣れた抱っこ紐の方が安心できます。

私も練習にリュックサックの間にこどもを入れておんぶの補助をしてくれる方法を試しに練習してみました。

リュックでおんぶの補助

防災に対する意識があがり、より一層自分ごとに考える時間となりました。
圭織さん、ありがとうございました。

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