★小学校受験★国立小学校にはご縁がなかった話。受験を良い経験&思い出に!
こんにちは。まゆです。
今回はずっと書くか悩んでいた国立小学校受験の話を書きたいと思います。
タイトルの通り、息子と一緒に挑んだ国立小学校受験は、ご縁がなく現在公立小学校に通っています。
★受験を決めたきっかけ
息子が年中の頃から、それとなく考えていました。その頃はまだ単純に「よい環境に子供を入れたい」という漠然としたものでした。幸い我が家から歩いて通える範囲に国立小学校があったので興味を持った程度です。国立小学校のイメージも一般的な「賢い子ばかりで、親もお金持ちで、ザ優等生なんでしょ?敷居が高い。」って思いもありました(;^_^A
年中秋、国立小学校のオープンキャンパスがあり、直接学校を見にいってきました。
百聞は一見にしかず実際に見て調べて話を聞いた結果
「子供の自主性、1人で考えひとと考え、最後までやりぬく子」を目標にしている学校、児童一人一人の自由な考えのもと授業を作り上げる校風に惹かれ、お受験の世界に足を踏み入れる事になったのです。
でも、ずっと悩みもありました。私たち夫婦の親は、息子にはのびのび育って欲しいと受験にはいい顔しませんでしたし、そもそもお受験は親のエゴなのか?入学してから勉強に置いていかれない様にするのが大変なんではないか?など。
もちろん私たち夫婦も受験するからって押さえつけて勉強などさせるつもりもありませんでした!息子にはやりたい事を沢山経験して欲しい。いつもニコニコ楽しそうにしている息子のままでいて欲しいと。
徒歩で通える距離にある、国立小学校か近くの公立小学校かのどちらかにするつもりだったので、国立はもちろん公立小学校の事も調べ、比べてみて息子とも話をしました。
国立小学校の事を知れば知るほど、子供らしく育っている子が多い印象でしたし、敷居が高いなんてイメージはなくなっていました。もっと身近にある学校だと感じました。
最終的に息子も国立小学校でやる授業や校庭が楽しそうだという理由で受験を決意しました。
★受験に向けてやったこと。
受験をゴールにせず、どちらにせよ年中からは週一回の学研教室に加え、毎日ではありませんが迷路などのドリルを楽しくやっていました(^^)
勉強を楽しく習慣付けるためです☆
年長からは、受験に向けた問題に切り替え、朝登園前に毎日プリントやドリルなどを3ページ程度やりました。→この毎日の朝勉強は小学生になった現在も続けています。
枚数が少ないのも習慣付けを無理なくしたかったからです。
大手の塾には入らず単発の講習や模試を活用しました。
実際の季節の体験を沢山一緒にしたり、公園へ良く連れて行って一期一会のお友達と遊んだり、受験だからというより、人生経験として大事なことを一緒に楽しんできました。
★模試では高順位
塾通いしている子と特に変わらず単発夏季講習も落ち着いて座って受けられ、模試も高順位でした。
とはいえ国立小学校の場合、模試はアテにならないと聞いていたので参考程度にしていました。
★受験本番が近づくにつれ親子共にプレッシャーが。
親子面接(親1人)があるので、失敗できない!と一気に私にプレッシャーがかかりました。
息子にもプレッシャーは、かかっていたはずです。まだ未就学児。勉強に集中できない時がある事は当たり前のことなのに、集中できない時は厳しく言ってしまう事もありました(T . T)ごめんね。
ご縁頂けなくて、どうしてもずっと考えてしまった不合格の理由は、ここにあると思いました。
★合格しなかった現実を受け入れるには。
本番当日、息子は試験問題全部できたと言っていました。行動観察で他の子で喋ってる子が居たけど、じっと待てた!と報告してくれました。その顔がとても笑顔で、結果を与えてほしい。受かっててほしいと心の底から思いました。
発表の日は、夫婦で行きましたが番号がないのを確認した瞬間・・足の力が入りませんでした。頑張っていた息子に申し訳なくて泣きながら帰りました。受験したからには辛い現実でした。
その日息子に「行く小学校が決まったよ!」と伝えると「わかった!」と小学校が決まった事が逆に嬉しそうでした。
でも息子が翌週熱を出しインフルエンザに。疲れが出たんだと思います。息子も本当によく頑張っていました!
こんなに頑張ったのになぜ?と考えてしまう日々。
でも小学校受験、特に受験した国立小学校は教育大学の実験校の立ち位置で、「ご縁」なので、不合格の理由なんて考えなくていいと思います。
でも、自分の中で気持ちの着地点がないと納得して次に進めない(・_・;
今思えば息子も「良い子」として頑張りすぎたのかもしれません。不合格の理由なんてわからないけど、良い子より良い反応をする子の方が合格できたのかもしれない。
そのプレッシャーをかけてしまったのは、他でもない私だったのかもしれない。プレッシャーをかけない様に心がけてきていたはずなのに!
もっと自分にも余裕を持って、息子にも余裕を、持って最後まで接してあげられれば良かったのかもしれない。
と、すごく色々考えてしまいました。
私はインフルエンザから復活した息子が勉強も身が入らない状態だったので、自分の思いを息子にまっすぐに話をしました。
「今まで、受験に向かって頑張ってきて厳しくしてしまう時もあったと思う。つい厳しくしちゃってごめんね。楽しくないと思った事もあったよね?でも一緒に並んで勉強したりした事がかぁちゃんは楽しくてまたこれからも一緒に勉強とかしてもいいかな?」と。
それに対して息子は笑顔で返事をしてくれました。そこからまた毎日一緒に並んで勉強やピアノをする事ができるようになりました(^^)
色々、、本当に色々と不合格の理由を考え続けた結果、これからも続く子育てで気をつけるべき事を見つける事ができたと思います。
・自分にも子供にも余裕を持って、多少の失敗も楽しみ、チャレンジしていくこと。
・息子の良い点を活かしてあげられるようにすること
当たり前だと思いますが本当にこれが大事なんだと思います!
お受験はこの事を改めて実感させてくれました☆そして何より今しかない幼児期に息子に真正面から向き合え続けた事。かけがえのない時間でした。もちろんこれからも続く事ですが(^^)
公立小学校に通うことになり、今息子は毎日楽しく過ごしています。
いい先生・色々な子と出逢い、新しい経験も沢山して人間力は親子共に成長中です。
負け惜しみではなく!いざ今の小学校に通ってみて、我が家のご縁は今の小学校にあったと思っています(^^)
国立小学校は、私達の思っていた場所とは違ったのかも知れません。
小学校受験はご縁です!!縁のある方へ導かれます!
と今は心の底から思います。
また国立小学校と公立小学校の事は書く予定でいます☆
長文を読んでくださり、ありがとうございました!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?