フレーメン
フレーメンをする愛馬。朝の掃除前の厩舎ではただならぬ匂いがしているらしい。でも毎朝するわけでもないし、何か今日は特別だったのかな。
最初にフレーメンって聞いた時、ブレーメンの聞き間違いかと思って、ブレーメンの音楽隊に馬っていたかな、と一瞬考えてしまった。(ブレーメンの音楽隊はロバでした。あぁ勘違い。)
こうして上唇を巻き上げることで、匂いを目一杯嗅げるらしい。ちなみにフレーメンもブレーメンもドイツ語。スペルを見ると全然違うが、英語っぽくない響きが共通している(と私は感じた)。
穏やか
このところずっと穏やかな日が続いていた。放牧地を順繰りに移動し、草を食べ尽くして、最初の放牧地に戻った愛馬。今、草がぐんぐん伸びていて、食べ尽くしたはずが、またまたパラダイスになっていた。人参を持って行ったのに、全く関心示さず(仕方なく持ち帰り)。側から見ても柔らかくて美味しそうな草だ。
気温も上がり、うとうとする馬、続出。
穏やかならず
牧草が伸びるのは馬にとって嬉しいが、雑草も同じく伸びるので、そこここで機械で雑草を刈っている。聞き慣れた音のはずなのに、昨日はその音に愛馬が興奮し、放牧地に到着するまで、走り出そう(音から逃げよう)とするのをなだめるのに大変だった。冬と違って、春は様々楽だなぁって思っていたのに。引き馬で苦労するとは思ってもいなかった。
今日は今日とて、朝から風が強く、それだけでもこちらは緊張して手綱を握る手に力が入るのだけど、移動した放牧地の隣に見かけない馬がいて、強風のためか走り回っており(それを言うなら、もっと奥の放牧地でも全頭走っていた。風が吹くとなぜ走るのだろう?)、それに釣られるように愛馬も興奮。立ち上がろうとするわ、走り出そうとするわ、隣の馬に近づこうとするわで、放牧地に無事放つまで大変だった。
午後からは激しい雨。朝乗っておいてよかった。この風雨の中、愛馬を放牧地まで引くなんて、とんでもないもの。
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