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1月なのに雪がない

北海道にありながら、浦河は太平洋に面しており、なんと、このところすっかり雪が溶けてしまっている。上は愛馬の放牧地の写真。日本海側やオホーツク海側では大雪のところもあると言うのに。

雨まで…

雨が降った後の駐車場はスケートリンクのようだった

1月なのに雨も降った(降るなら雪でしょう、本来なら)。その日の気温が高くても、やはり冬なので、朝晩はマイナスの気温だから、上の写真のように、溶けた雪が凍ってしまう。これがやっかいで、慎重にスピードを落として運転をしないと、一時停止や信号を曲がる際、ブレーキ掛けたら、回転しかねない。

渡ってきた白鳥も戸惑っているのではないかと思ってしまう。

普段なら真っ白な雪原に降り立つ白鳥が雪のない「裸」の放牧地にいて、違和感を感じる

それでも寒い

最近、愛馬の隣の馬房には、東京から繁殖に上がってきた引退競走馬がいるが、急に寒い北海道に来たので、馬着を着せても放牧地で震えるくらい、必死に寒さに耐えていたらしく、腸の動きが鈍くなって疝痛で獣医さんの処置を受けていた。暑さに耐えて熱中症等、体に不調をきたすのと同じように、寒さに耐えるって案外体に余計な力がかかるのだと思う。その証左となるかどうかはわからないが、この辺の小さな生産牧場を営む方から聞いた話では、毎日、収牧後に放牧地のボロ(糞)を片付けているそうだが、寒い日はボロの量が少なくなるそうだ。

蓄熱効果

避寒でホテルに住まいを移して3週間が経った。ずっと暖かい館内で過ごすようになって(つまり外に出ない限りは暖かい)、体が動かしやすいなぁと感じている。朝、馬に乗りに行く時間は、屋外の厩舎はそれなりに寒いが、体に蓄熱している感じで、自宅にいたときより、寒ーい! とぎゅっと体に力を入れて寒さに耐える時間が短い(馬に乗ってしまえば、体は温まるしね)。自宅では、お風呂場とか、どこか寒いところがあると、そこでは体は緊張し、硬くなるのを感じていた。ヒートショックを起こすほどではなくても、胃腸の機能低下から、食欲が落ちてしまっていた。体を暖かくしておくことは、大事だと実感している。

久々に雪

こんなことを書いていたら、先ほどから雪が降ってきた。なんだかほっとする。放牧地や採草地の草を覆って守ってくれるくらい、積もるといいなぁ。

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