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馬友来たる
愛馬の目線の先には1歳の牝馬たちがいる。人間には嗅ぎ分けられない匂いがするのだろう。時々ブヒブヒと鼻を鳴らしながら、目を離せずにいる。あの子がいいとかってあるのかな。最近、厩舎と放牧地の行き帰りに立ち上がったりしているそうで、お世話をしてくれているMさん曰く「恋の季節だからね。」
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馬友、実は学友
先週末は友人2人が本州(この辺の人は「内地」という)から遊びに来てくれた。1人は高校と大学が一緒、もう1人は大学が一緒で、長い付き合いだが、乗馬で結び付くとは思いもよらなかった。乗馬歴も異なるし、乗馬をしている場所も全然違うのだが、数年前から3人で外乗を楽しんでいる。
本当はアエルのJRA育成コースを走る外乗をしたかったのだが、予約が取れず、空港近くで外乗をした後、浦河の我が家へ移動。修学旅行か遠足かってくらいに準備計画段階から楽しくて、枕投げこそしなかったけれど、そんなノリで飲んで、食べて、おしゃべりして、馬を見て、あっという間の3日間だった。
ハイライト
中でも楽しかったのが、愛馬に順番に乗ったこと。愛馬の話もして来たし、軽井沢の乗馬クラブに何度か会いに来てくれたし、2人ともこのNoteを読んでくれているが、実際に愛馬に乗って、動画も撮って、その後に乗心地とか
乗り方とかについて語り合えたことが得難い体験だった。一緒に外乗に行っても乗る馬は違うから、コースや自分が乗った馬について話すものの、乗った感覚を共有するのは今回が初めてのことだった。自馬を持つ醍醐味を味わったと思っている。
自馬を持っているといっても、預けている乗馬クラブで友人を自由に乗せることはできなかった。浦河のように乗馬公園のような施設が整っていて、空いていれば(指導者の立ち会いを必要とせずに)利用可能で、預託している牧場のように自由な時間に馬を出し入れさせてくれるからこそできたことだし、乗馬ができる友人でなければ、安心して乗せられない。愛馬も暴走したり暴れたりすることがないからこそ、乗ってもらえる。そういう要素が揃うと、こんなことができて、こんなにも楽しいんだ!と本当に嬉しかったし、感謝の気持ちでいっぱいになった。
最終日
空港まで送る道すがら、ノーザンホースパーク へ寄って、ポニーショーを見たり、クライスデールが引く馬車にも乗った。ディープインパクトのお母さんにも遠くから挨拶できた。今日、仕事に復活するのが大変なくらい、本当に楽しい3日間だった。
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