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あっぱれ、浦河出身!

今現在、日本のリーディングジョッキーはルメール騎手だ。シーズンが終了したカナダ競馬のリーディングジョッキーはなんと日本人、しかも浦河出身!

以前、グリーンチャネルで木村和士騎手が頼って行った、つまり先に道を開いていた福元大輔騎手を特集した番組を観て、すごくいいなぁと思った(木村騎手も登場していた)。騎手になりたいと思った時、ごく自然に日本でそれを目指すものの、日本の制度(JRAの乗馬学校)にそもそも入れない(福元騎手)とか、うまくはまらない(木村騎手)ことだってある。そこで諦めるのか、いや、馬に乗りたい、騎手になりたいのであって、日本にこだわる必要はない、と気づくのか。そこに大きな違いが生まれる。勝利の女神ではないけれど、世界が微笑んでくれた瞬間に、行動に出た彼らはすごいと思う。英語もほとんど話せなかったと言う。

Ask, and it shall be given you

求めよ、されば与えられん、と訳される聖書のこの名言を体現するような話で、しかも福元騎手は隻眼の競走馬マイティハートでカナダの3冠の内、2冠を制覇したことで日本のメディアにも取り上げられた。

好きなことをするのに国境はない、なくなってきていることを再確認できる、嬉しいニュースだった。県境を越えて、浦河に馬に乗りに来た私(話が急に小さくなったぞ!)には、silver lining news、希望の光が見えたような気がした。

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