現代版漁火
家から海沿いの国道を通って乗馬公園へと通っている。毎日通う中、日が高い時間に浦河港からピンクの派手な光が目に入ってきた。眩しい。が、仕事開始の時間が迫っていたので、その日は通過。
次の日、気になって横目でチラチラ港を見てみると、青い光が煌々と光っている。これは近くで見てみたいと思って、Uターンをして港の近くへ行ってみた。もうすぐ長い漁に出るのだろうか。漁船の様々な器材(船の手前に見えている柱のようなものもその1つ)を点検しているようだった。忙しそうで、とても声をかけられなかった。
家に帰って調べてみると、集魚灯というもので、LEDで電気代を節約、しかも長持ちな上に明るいとのこと。要はこれ、真っ暗な海の沖に見える漁火の現代版ということのようだ。漁火(いさりび)を帰国子女の通訳仲間が読めなくて、説明したことがあったけど、趣のある文学的な言葉で、陸から漁師じゃない人が見て表現しているからなのか、LEDだと言葉の響きと合致しない、違和感というか、不協和音的な感じがする。進化する漁業に、言葉も私も置いてけぼりにされている。
何の漁に行ったのか、今日通ったら、船はもう停泊していなかった。
馬産地ならでは
三菱UFJ銀行のカードはJAバンクと提携しているので時々利用するのだが、先日の安田記念を勝ったダノンキングリーを祝う垂れ幕がかかっていた。浦河生産の馬の勝利を全国高校野球優勝!みたいな感じで祝うのが、なんか良いなぁ。